タペットカバーパッキンの交換時、液体パッキンをどの部分に塗るか、特にプラグホールの取り扱いについて悩む整備士の方も多いのではないでしょうか。ここでは、タペットカバー側のプラグホールには液体パッキンを塗るべきかどうか、またその塗布量について解説します。
① タペットカバーの役割と液体パッキンの必要性
タペットカバーはエンジンのヘッドを保護し、内部のオイルが漏れないように密封する重要な部品です。液体パッキンを使用することで、カバーとエンジンの接合部にしっかりとした密閉性が確保され、オイル漏れを防止します。パッキンの塗布方法により、密封性能が大きく変わるため、適切な方法を選ぶことが大切です。
② プラグホールには液体パッキンを塗るべきか?
プラグホール部分には、基本的に液体パッキンを塗らない方が良いとされています。プラグホールは点火プラグが取り付けられる場所であり、過剰なパッキンを塗ることで、点火系統に影響を与える可能性があるためです。適切な密閉性を確保するためには、プラグホール周辺には塗布しない方が望ましいです。
③ タペットカバーの塗布範囲と塗布量
タペットカバーに塗布する液体パッキンは、ヘッド側の接合部分に薄く塗るのが基本です。塗りすぎると余分なパッキンが漏れ出し、エンジンに悪影響を与える恐れがあります。また、プラグホール周辺にはパッキンを塗らず、適切な範囲で塗布することが重要です。
④ 溶接取り付け時の注意点と推奨される手順
溶接を使ってタペットカバーを取り付ける場合、溶接部分にパッキンが触れないように注意が必要です。溶接部分にパッキンが触れると、過熱してパッキンが劣化する可能性があります。事前に溶接部分の清掃を行い、パッキン塗布部分に溶接の熱がかからないように工夫しましょう。
⑤ 作業後の点検と確認方法
タペットカバーパッキンを塗布した後は、組み立て直後にエンジンをかけてオイル漏れがないか確認することが重要です。オイル漏れが発生した場合、塗布範囲に問題がある可能性がありますので、再度チェックを行い、適切に調整する必要があります。
まとめ
タペットカバーパッキン交換時、プラグホールには液体パッキンを塗らない方が良いとされています。液体パッキンはヘッド部分の接合部に薄く塗布し、適切な密閉を確保することが大切です。作業後の確認と点検を忘れずに行い、安全なエンジン運転を維持しましょう。


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