長時間の運転で腰痛に悩まされるドライバーにとって、シートの選び方は非常に重要です。特に、プロボックスハイブリッドのような車で快適な運転を目指すなら、シート選びに慎重になるべきです。今回は、レカロシートのエルゴメドとRCSの2つの選択肢について、長距離運転の際に体が楽になるシート選びのポイントを解説します。
エルゴメド vs RCS:シート選びのポイント
エルゴメドとRCSは、どちらもレカロの人気モデルですが、それぞれ特徴があります。エルゴメドは、腰痛対策を考えた柔らかい座面で、長時間座っても体に負担が少ないことが特徴です。一方、RCSは、スタイリッシュなデザインとホールド感が特徴で、走行時の安定性に優れていますが、ホールド感が強い分、長時間の運転には不安を感じる方もいるかもしれません。
長距離運転をメインにされるのであれば、座面の柔らかさやクッション性を重視してエルゴメドを選ぶのも良いでしょう。ただし、スタイリッシュなデザインを重視したい場合や、走行中の安定感を求める場合はRCSが適しています。
RCSシートの見た目と実際の快適性
RCSシートの魅力の一つは、そのスタイリッシュなデザインです。見た目は非常に洗練されており、車内の雰囲気を大きく引き締めてくれます。また、実際に座った感じでも体にフィットし、ホールド感があり走行時の安定性が高いと感じる方が多いです。
ただし、長時間運転した場合に体への負担が増える可能性があるため、実際に座って数時間の運転を想定し、試乗してみることが重要です。シートの後ろが樹脂剥き出しで車検に影響が出る場合もあるので、その点も確認しておくと安心です。
エルゴメドシートの快適性と腰痛対策
エルゴメドは、長距離運転での快適性を重視した設計になっています。座面が柔らかく、適度に沈み込むため、腰回りが楽な感じがします。特に、腰痛が気になる方や、長時間の運転が多い方にはおすすめのシートです。
ホールド感が少ない分、体の動きに合わせてシートがフィットするため、運転中の自由度が増し、体にかかる負担を軽減することができます。ただし、スポーツ走行や安定感を重視する方には物足りなさを感じることもあります。
長距離運転に最適なシート選び
長距離運転が多い場合、シート選びは快適性を最優先に考えるべきです。エルゴメドはその点では非常に優れた選択肢ですが、RCSのようなホールド性を求める場合は、座り心地をしっかり試してから決めることをおすすめします。
また、セミバケやフルバケシートも選択肢としてありますが、リクライニングができないことや、車内空間を圧迫する可能性があるため、長距離運転を考慮した上で選ぶ必要があります。
まとめ:どちらを選ぶべきか?
エルゴメドとRCSはそれぞれのメリットがありますが、長時間の運転を考慮するならエルゴメドがより快適で、腰痛の軽減にも効果的です。RCSは見た目のスタイリッシュさと走行時の安定感を重視する方には適していますが、長距離運転には少し不安が残るかもしれません。
自分の運転スタイルや体調に合わせて、シートを選ぶ際には実際に座って試すことをおすすめします。どちらのシートも素晴らしい特徴を持っているので、どれが自分にとって最適かをじっくり考えて選んでください。


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