100系クレスタのリヤトー調整で問題になることがあるのが、偏心カムとブッシュが固着してしまっている場合です。これを解決するためには、適切な手順でボルトを外し、部品を解放する必要があります。この記事では、固着した偏心カムとブッシュを取り外す方法を詳しく解説します。
固着した偏心カムとブッシュの原因
偏心カムとブッシュが固着する原因は、経年劣化や塩害、長期間の使用による腐食が主な要因です。特に、リヤトー調整用の部品は負荷がかかるため、劣化が早く進行し、ボルトやブッシュが固着することがあります。
固着した部品を無理に外そうとすると、ボルトが折れたり、他の部品を損傷する可能性があるため、慎重に作業を進める必要があります。
偏心カムとブッシュを取り外す方法
まず、リヤアクスルやトーアジャストメント部分をしっかりと固定し、作業スペースを確保します。その後、以下の手順で固着を解除します。
- 加熱処理:ボルトやブッシュの周囲を加熱することで、固着している部分を膨張させ、緩めやすくします。バーナーやヒートガンを使用して、慎重に温めましょう。
- 潤滑剤の使用:潤滑剤を固着部分に吹きかけ、数分から数時間放置します。これにより、錆や腐食が緩み、ボルトが外れやすくなります。
- ハンマーでの叩き:固着部分に軽くハンマーで叩き、振動で固着を解消します。金属に傷を付けないように注意が必要です。
ボルトを外す際の注意点
ボルトを外す際には、力を加える方向に注意が必要です。過度に力をかけすぎると、ボルトが折れてしまうことがあります。もしボルトが折れた場合、ボルトの残骸を取り除くための特殊なツールが必要です。
また、外した部品の取り付け部分に新しい潤滑剤を塗布し、再度固着しないように防止することが重要です。
作業後の確認と再調整
偏心カムとブッシュを無事に取り外した後は、リヤトー調整を再度行い、アライメントが適切かどうかを確認します。特に、トー調整が不適切だと、タイヤの摩耗や走行性能に影響を及ぼすため、調整後は必ずテスト走行を行うことをおすすめします。
まとめ
100系クレスタのリヤトー調整において、固着した偏心カムとブッシュを取り外すためには、加熱処理や潤滑剤の使用が効果的です。慎重に作業を進め、ボルトを折らないように注意しましょう。作業後は再調整を行い、安全に運転できる状態にすることが大切です。


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