新車納車時に確認しておきたい重要ポイント7選|後悔しないためのチェックリスト

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新車の納車はワクワクするイベントですが、確認すべきポイントを見落とすと後で困ることもあります。特にディーラーでの納車時は、手続きや装備の説明など、短時間で多くの情報を受け取る場面です。この記事では、新車を受け取る際に確認しておくべき基本的かつ実用的なチェック項目を解説します。

1. 車両の外装・内装の状態確認

まず納車時に必ず行いたいのが、車体や内装のキズ・汚れ・凹みなどの有無を目視でチェックすることです。洗車直後の車体はツヤがあり、キズが見えにくいため、光の反射を意識して確認しましょう。

例:バンパー周辺、ドアエッジ、トランク周り、ホイールなどは特に見落とされがちです。シートや内装パネルの擦れ、浮きも確認しておくと安心です。

2. 納車書類と付属品の確認

車検証、自賠責保険証、取扱説明書、保証書、整備記録簿、納品書など、必要な書類がすべて揃っているかを確認しましょう。また、オプション装備の確認も重要です。

  • スマートキーやスペアキーの本数
  • ETCやカーナビ、ドライブレコーダーの装着確認
  • 購入時に頼んだオプション(マット、バイザー等)が装着されているか

3. 操作説明と初期設定の確認

ディーラーの担当者から基本的な操作方法をレクチャーしてもらいましょう。とくに最近の車は機能が多いため、初期設定の確認が重要です。

例:

  • スマートキーの使い方とロック・アンロック方法
  • カーナビやディスプレイオーディオの操作方法
  • エアコン、ヘッドライト(オート含む)、ワイパーの操作
  • アイドリングストップや安全装備のオン・オフ設定

4. 燃料・タイヤ・工具などのチェック

納車時には燃料がどの程度入っているかを確認しておきましょう。満タン納車が基本のディーラーもあれば、半分程度という場合もあります。

また、スペアタイヤやパンク修理キット、ジャッキ、三角表示板などの応急対応グッズが搭載されているかも併せてチェックしてください。

5. 登録内容とナンバーの一致

車検証に記載されている車体番号と、実際の車体に刻印されている番号が一致しているかを確認するのも大事です。通常はディーラー側が済ませていますが、念のために確認しておくと安心です。

ナンバープレートの番号や封印の有無も確認しておきましょう。

6. 保証内容とメンテナンスパックの説明

新車にはメーカー保証がついていますが、その内容と期間を改めて確認しましょう。たとえば、「一般保証3年・走行6万km」「特別保証5年・10万km」などの条件があります。

また、メンテナンスパックに加入している場合は、無料点検の時期やオイル交換のタイミングなども説明を受けておきましょう。

7. 自動車保険の契約内容と開始日

任意保険の開始日が納車日とズレていないかを必ず確認しましょう。納車当日に事故が起きた場合、保険が効かないという事態は避けなければなりません。

また、新車割引や車両保険の条件、ロードサービスの内容なども確認し、必要があればその場で変更を依頼しておくのがベストです。

まとめ:納車は「契約完了」ではなく「スタート地点」

新車の納車は、新しいカーライフの始まりです。受け取るだけで終わらせず、事前にチェックリストを用意しておくことで、後からのトラブルや不安を避けることができます。

分からないことがあれば遠慮せずディーラーの担当者に質問し、納得したうえでキーを受け取りましょう。安心・快適なカーライフの第一歩として、納車の瞬間を大切にしてください。

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