新車の細い線キズに最適な対処法とおすすめ商品|10cmの擦り傷を自分で消す方法

車検、メンテナンス

新車にうっかりついてしまった10cm程度の細い線キズ。「業者に頼むべきか、自分で消せるのか?」と悩む方は少なくありません。特に浅い傷であれば、正しい手順と道具を使えばDIYでもキレイに目立たなくできます。

浅い線キズの種類と見分け方

まず、傷の深さを確認しましょう。爪でなぞって引っかからない程度の線キズは「クリア層のみに入った浅い傷」の可能性が高く、自力での補修が可能です。

一方、爪が引っかかるような深い傷や、塗装層まで到達している場合はプロ修理を検討する方が賢明です。

おすすめの傷消しワックス・コンパウンド

シュアラスター『スcratchリムーバー』は細かい線キズ専用のコンパウンドで、艶も出やすく初心者向き。

Holts『キズ消しコンパウンドトリプルセット』は3段階の粒子を使い分けられるので、傷の深さに応じた調整が可能。

コンパウンド使用時の正しい手順

① 洗車をして汚れをしっかり除去。

② 柔らかいスポンジまたはマイクロファイバークロスにコンパウンドを適量とる。

③ 傷の方向に沿って優しく磨く。力を入れすぎず、数回に分けて磨くのがコツです。

④ 磨いたあとは別のクロスで余分な成分を拭き取り、ワックスで仕上げをすると艶が戻ります。

磨きすぎによる艶消しを防ぐには

粗いコンパウンドを使いすぎたり、強く磨くとクリア層を削りすぎて「艶消し」状態になることがあります。

初心者には、粒子の細かい専用製品や「研磨力が低いタイプ」の使用が安心です。広範囲を磨かず、キズの周囲のみを丁寧に処理することがポイント。

DIYで消せない場合の選択肢

深いキズや光の反射で目立つ傷は、市販製品では十分に消せないことも。ディーラーや板金専門店での見積もりを取り、「タッチペン+クリア仕上げ」などの簡易修理も選択肢に入れましょう。

相場は1~2万円前後で対応できることも多く、新車の価値を守る上では検討に値します。

まとめ:傷の深さ次第で判断を

10cmほどの線キズは、浅ければ市販のコンパウンドで十分に目立たなくできます。おすすめ商品を使って正しい手順を踏めば、艶を損なうことなく美しく仕上げることも可能です。ただし、爪が引っかかるような深さの場合は、無理をせずプロ修理を選びましょう。

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