トヨタ・ハリアー60系後期モデル(2017年以降)は、洗練された内装と先進的な装備が特徴の人気SUVです。特にスマートフォン連携や充電のために欠かせないUSBポートは、ユーザーにとって非常に重要なポイントです。この記事では、60ハリアー後期モデルのUSBポートの位置や使い方について詳しく解説します。
センターコンソール下部にある通信用USBポート
60ハリアー後期には、センターコンソールの下部(シフトレバーのやや前方)にUSBポートが配置されています。このポートは、スマートフォンを車両のディスプレイと接続する「通信用」として使われます。Apple CarPlayやAndroid Autoの利用時に、このUSBポートを経由してスマートフォンを接続する必要があります。
形状はUSB Type-Aで、1口または2口装備されているグレードもあります。専用のラベルで「USB」や「iPod」などと記載されていることが多いため、見分けは簡単です。
充電用USBはどこにある?
通信用ポートとは別に、後席やセンターアームレスト内などに充電専用のUSBポートが備わっているグレードも存在します。とくにGグレードやプレミアムなどの上位グレードでは、後席にも乗員が快適にスマートフォンなどを充電できるようにUSBポートが用意されています。
これらの充電専用ポートはデータ通信には対応していないため、音楽再生やナビ連携には使用できません。使い分けに注意しましょう。
USBポートの使用例と注意点
通信用USBポートは、以下のような場面で便利に活用できます。
- スマートフォンとナビ画面の連携(CarPlay/Android Auto)
- 音楽データの再生(USBメモリ対応)
- 充電しながらナビアプリを使用
一方で注意点もあります。USBケーブルの品質によって通信が不安定になることがあるため、純正またはMFi認証済みのケーブルを使用するのが安心です。
実例:60ハリアーオーナーのUSB活用術
あるユーザーはiPhoneをUSB接続してApple CarPlayを利用しながら、センターアームレスト内の12Vソケットから別のUSBアダプターで後部座席のスマホを充電する使い方をしています。
また、USBメモリにお気に入りの音楽を保存しておき、ドライブ中はオーディオシステムから再生するという使い方も便利です。
アクセサリーで拡張する方法
USBポートが足りないと感じる場合は、市販のUSBハブやシガーソケット用USBアダプターを活用しましょう。ただし、通信用機能はハブを介すと正しく動作しない場合があるため、通信用は純正ポートへ直接接続がおすすめです。
フロア下やコンソールボックスにUSBポートを増設できる製品もAmazonなどで販売されており、DIYでも取付け可能なものがあります。
まとめ:USBポートの位置を把握して快適な車内環境を
60ハリアー後期の通信用USBポートは、センターコンソール下部に位置し、スマホ連携やメディア再生に欠かせない装備です。充電用ポートとの使い分けや拡張の工夫を行うことで、より快適なドライブが実現します。
新たに購入した方やこれから中古での検討をされている方も、USBポートの仕様を確認しておくことをおすすめします。
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