メルセデス・ベンツ C200 アバンギャルド(DAA-205277)の車検対応タイヤ速度記号とは?95Wは通るのか徹底解説

車検、メンテナンス

メルセデス・ベンツ C200 アバンギャルド AMGライン(型式:DAA-205277)に装着可能なタイヤについて、特に速度記号(スピードレンジ)に関する疑問を持つ方は少なくありません。この記事では、車検時に通る速度記号の基準や、95Wというスペックのタイヤが車検適合するかどうかについて詳しく解説していきます。

速度記号(スピードレンジ)とは何か?

速度記号とは、タイヤが安全に走行できる最高速度を示すアルファベット記号で、「V」「W」「Y」などがあります。たとえば、Wは最大270km/hまでの走行に耐えられることを示します。

この記号は車検時の適合性にも関係しており、純正で装着されているタイヤの速度記号と同等以上であることが必要とされています。

DAA-205277型 C200 アバンギャルドの純正タイヤ仕様

この車両の純正タイヤは以下のようなスペックで設定されています(年式やオプションにより異なる場合あり)。

  • フロント:225/45R18 91Y
  • リア:245/40R18 97Y

つまり、純正では「Y(最大300km/h)」という非常に高い速度記号が指定されていることが多いです。これはドイツ車の多くがアウトバーン対応として、高いスピードレンジのタイヤを標準装備しているためです。

95Wのタイヤは車検に通るのか?

95Wとは、耐荷重指数(ロードインデックス)95(690kg)と、速度記号W(270km/h)を意味します。ここで重要なのは、「速度記号が純正よりも低い(Y→W)」という点です。

車検基準では、「速度記号は純正同等以上である必要がある」とされているため、純正がY指定であれば、Wでは原則として車検不適合となります。

ただし、ショップや車検業者によっては「使用実態を踏まえて問題なし」と判断されることもあり、グレーゾーン的な運用が行われる場合もあるため、必ず事前に車検を受ける整備工場やディーラーに確認するのが安全です。

速度記号を下げたタイヤを使うリスク

速度記号が下がるということは、「高速域での安全性能が劣る」ことを意味します。C200クラスは実際には270km/h以上で走行する場面はほとんどありませんが、緊急時の操縦安定性やタイヤの耐久性に関係するため、メーカー指定のグレードを守るのが原則です。

また、任意保険の一部では事故時に不適合パーツの使用が原因と見なされた場合、補償範囲に影響する可能性もあります。

まとめ:C200(DAA-205277)の車検対応タイヤは「Y」指定が基本

メルセデス・ベンツ C200 アバンギャルド(DAA-205277)の純正速度記号は「Y」が標準です。したがって、95Wのタイヤでは速度記号が不足しており、車検には通らない可能性が高いです。

確実に通すには「Y」指定、またはそれ以上(例:Y/ZR)を選ぶことをおすすめします。どうしてもWにしたい場合は、事前にディーラーや車検工場での確認を怠らないようにしましょう。

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