教習所の第二段階では、学科・技能ともに効率的に進めることで、スムーズな卒業を目指すことが可能です。夏休みやお盆前に免許を取得したいと考えている方も多い中で、「週に3回程度の通学」で卒業検定まで間に合うのか気になるところです。この記事では、教習所のスケジュール構成や実際の進め方を踏まえながら、スムーズに進行した場合の現実的なスケジュール感をご紹介します。
教習所の第二段階に必要な時間数とは?
第二段階では、技能教習が19時間、学科教習が16時限必要になります。うち、「先行学科」2時限と「応急救護処置」3時限は対面必須とされており、それ以外の学科はオンライン受講可能な教習所が増えています。
技能19時間は、混雑状況や技能教官の空きによっては予約が取りづらくなることもありますが、キャンセル待ちや早朝枠などを活用すれば、週3日でも十分に進められるペースです。
週3日・午前中に3時限ずつ技能を受けた場合の進行
1日あたり最大2〜3時限の技能教習を受けることが可能な教習所が多く、週3回×3時限ペースであれば、19時間の技能は約3週間〜4週間で完了できます。
例えば、以下のように進めた場合。
週 | 進行予定 |
---|---|
1週目 | 木曜:2時限実技+先行学科2時限 金曜:救護3時限 |
2〜4週目 | 週3日×3時限ずつ(9時限/週)→合計27時限 |
5週目 | 予備・効果測定・卒業検定 |
このように、計画的に教習を進めれば、4〜5週間で卒業検定まで到達可能です。
お盆(8月中旬)までに卒業するためのカレンダー例
仮に第二段階のスタートが6月下旬〜7月頭だった場合、以下のような流れで進められます。
- 6月最終週:先行学科+救護完了
- 7月第1〜3週:技能教習(週3日×3時限)
- 7月第4週:技能終了+効果測定
- 8月第1週:みきわめ+卒業検定
このペースであれば、8月10日前後のお盆前に卒業検定を受けることは十分に可能です。
注意点:スムーズに進行させるためのコツ
スケジュール通りに教習を進めるためには、以下の点に注意しましょう。
- 技能予約はなるべく早くまとめて確保する
- キャンセル待ちや「当日枠」の活用
- オンライン学科は早めにすべて終えておく
- 学科試験(効果測定)は1回で合格を目指す
特に夏は混み合うため、予約枠がすぐ埋まる傾向があります。前倒しで動くことが成功の鍵です。
実例:週3通学でお盆前に卒業できた体験談
大学生のAさんは、7月初旬に第二段階へ入り、週3日午前中に技能教習を受講。オンライン学科を1週間で全て終え、7月末に卒業検定を受けて合格。8月上旬には本免試験まで完了しました。
「空いてる時間にすぐ予約を入れたのがカギだった」とのこと。午前中の早い時間帯は比較的取りやすく、効率的に進められたそうです。
まとめ:週3ペースでもしっかり計画すればお盆前卒業は可能
第二段階を週3日ペースで進めた場合でも、適切にスケジュールを組み、混雑を避けて進めれば、お盆前に卒業検定を受けることは現実的な目標です。特に学科をオンラインで完結できる環境なら、教習所通学の日数を最小限に抑えられるのも大きな利点です。
自分の予定と教習所の予約状況を見ながら、今のうちに卒業までの逆算計画を立ててみましょう。
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