バイクシートの塗装に染めQは何ml必要?TW225フラットシートでの実例と注意点

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バイクのカスタムにおいて、シートの色を変更するだけで車体の印象はガラリと変わります。そんなとき便利なのが「染めQ」。特にTW225のようなフラットシートでは、その効果が分かりやすく現れます。この記事では、染めQスプレーを使ったバイクシートの塗装について、必要な容量や塗装時のポイントをわかりやすく解説します。

染めQとは?特徴と使用可能素材

染めQは、プラスチックや合成皮革にも定着するスプレータイプの塗料で、ゴムのような柔軟性を持つ塗膜が特徴です。一般的な塗料と異なり、素材の風合いを活かしつつ着色できるため、バイクシートのような柔らかい素材にも適しています。

主に合皮、ビニールレザー、ゴム、プラスチック製品への塗装に適しており、使用前には表面の汚れ・油分の除去が重要です。

TW225のフラットシートに必要な染めQの容量

TW225のシートサイズは比較的大きく、フラット形状であるため塗装面積も広めです。染めQ公式によれば、70mlで塗れる面積はおよそ0.3〜0.4㎡程度。

TW225のシート全体を塗るには、最低でも170ml〜200ml程度が推奨されます。つまり、70mlスプレー1本では確実に足りません。実際に塗装経験のあるユーザーの報告でも「2本使ってちょうど良かった」「重ね塗りで仕上げると1本ではムラが出る」といった意見が目立ちます。

ムラなく仕上げるための塗装テクニック

染めQは吹き付け後の塗膜が薄いため、数回に分けて重ね塗りすることが基本です。一度で濃く塗ろうとすると垂れたりムラになったりするため、注意が必要です。

また、シートのステッチ部やカーブ部分は色が入りにくいため、角度を変えてスプレーするか、小筆で補足すると綺麗に仕上がります。

塗装前の下準備と乾燥工程が成功の鍵

施工前にシート表面を中性洗剤で洗浄し、しっかり乾燥させてから脱脂(パーツクリーナー等)を行うのが必須です。これを怠ると色ムラや剥がれの原因になります。

塗装後は気温20〜25℃の環境で、最低でも24時間は乾燥させてください。できれば2日程度放置すると定着力が安定します。

耐久性や仕上がりに関する実際の口コミ

染めQを使ったバイクユーザーからは「半年経っても色褪せていない」「雨でも剥がれなかった」といった高評価が多く見られます。一方で、「厚塗りすると割れる」「夏の直射日光では若干劣化が早まる」といった報告もあるため、仕上げにトップコートを使うとより安心です。

特にバイクのシートは紫外線や擦れによる影響を受けやすいため、保護スプレーを追加することで耐久性を高められます。

まとめ:TW225のシート塗装には複数本の染めQが必須

TW225のフラットシートを染めQで塗装する場合、70ml缶では明らかに容量不足です。適正な塗布量や仕上がりを目指すなら、最低でも2〜3本の使用を想定して準備しましょう。

また、塗装前の下地処理・乾燥・重ね塗りといった基本工程をしっかり踏むことで、美しく長持ちする仕上がりが期待できます。ぜひこの記事を参考に、愛車のカスタムにチャレンジしてみてください。

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