──前期型に後期型(マイナーチェンジ後)のエアロは装着可能か?その可否と注意点まとめ

カスタマイズ

アルテオンの前期型を所有していて、「後期(マイナーチェンジ後)のエアロパーツ」は付くのか気になる人は多いでしょう。本記事では、アルテオンの前期/後期の外装変更内容を整理したうえで、エアロ流用の可能性と注意すべきポイントを説明します。

アルテオンの前期/後期モデルの変更点 — 何が変わったか

Volkswagen Arteon は、2021年7月にマイナーチェンジを受け、外装(フロント・リアのバンパー、グリル、テールライト、リアデザインなど)が刷新されました。バンパーのデザインやLEDグリル、リア周りの意匠が大きく変わっています。([参照]({“https://www.webcg.net/articles/-/44817”}))

つまり、前期と後期では「純正エアロ形状・バンパー形状・ライト・グリルの取り付けポイントなど」が異なっており、外観の形状そのものが前後で異なるのが実情です。

「後期のエアロ」を前期に流用できるか? — 原則的に難しい理由

バンパーやグリルなど外装パーツは、マイナーチェンジで形状や取り付け構造が変更されているため、後期用をそのまま前期車両に取り付けるとフィッティングしない可能性があります。

たとえば、バンパー下端の形状、グリルとヘッドライト/フェンダーとの位置関係、リアまわりのテールやバンパー形状などが異なるため、穴位置ズレ、クリアランス不足、干渉などの問題が起きやすいです。

改造(社外品)の可能性とリスク — 工賃・構造変更の注意点

どうしても「後期型風のスタイルを前期で再現したい」場合は、社外エアロやカスタム加工を検討することになります。ただし、社外品を使う場合でも加工や調整が必要になることが多いため、費用や手間、仕上がりの妥協などを覚悟する必要があります。

また、車検や法規上、「改造内容の申告」「保安基準適合」の確認が必要になる可能性があります。安易に流用・改造してしまうと、思わぬトラブルの原因になりかねません。

狙いを絞るなら「純正後期バンパー風のエアロキット」が現実的

流用ではなく、前期専用設計の社外エアロキットで「後期風デザイン」を再現する選択肢があります。こうしたキットはフィッティング済みのことが多く、見た目の変更と法令クリアのバランスがとりやすいです。

ただし、見た目優先になりすぎると乗り心地の変化、雨水浸入、雨天でのクリアランス低下など、実用性で不都合が出る場合もあるため、信頼できるメーカー品を選ぶことが重要です。

まとめ — 前期に後期エアロをそのまま付けるのは難しい。安全・法令遵守を優先しよう

結論として、アルテオンの前期型に対して後期型の純正エアロをそのまま取り付けるのは、構造・形状の違いから基本的に難しく、安全性や法令の観点からもあまりおすすめできません。

どうしてもデザインを近づけたいなら、前期専用の社外エアロキットやカスタム加工を前提に、費用・仕上がり・保安基準を含めて慎重に検討するのが安全です。

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