軽バンの代表格ともいえるスズキ・エブリイDA17V。ビジネスユースから日常使いまで幅広く支持されるこの車種は、価格設定もシビアに検討される対象です。本記事では、DA17V PAリミテッドの新車乗り出し価格139万円が安いのか、妥当なのかを相場や実例から多角的に検証します。
エブリイDA17Vの基本価格とグレード構成
エブリイDA17Vは商用バンでありながら、複数のグレードが存在します。PAリミテッドは、その中でも装備が充実した上位モデルに位置付けられており、メーカー希望小売価格(2024年時点)は約115万円(2WD・5MT)〜120万円(2WD・4AT)程度です。
この価格には車両本体価格のみが含まれており、乗り出し価格には別途諸費用(登録費用・税金・自賠責保険・納車費用等)が加算されます。
乗り出し価格139万円は高い?安い?
PAリミテッドの諸費用は平均して15〜20万円程度が見込まれます。つまり、車両本体価格+諸費用=135万〜140万円が一般的な乗り出し価格の目安です。
したがって、オプション装着なしで乗り出し価格が139万円というのは「やや高めに見えるが許容範囲内」と評価できます。特に地域差やディーラーの価格設定、時期によるキャンペーンの有無も影響するため、相見積もりを取ることでより妥当性が確認できます。
実際の見積もり事例と地域差
関東圏での見積もり例では、PAリミテッド 2WD/4AT仕様で乗り出し価格135万円というケースも見られました。一方、地方ディーラーや離島などでは陸送費や登録費用が加算され、140万円を超えることもあります。
また、車庫証明代行費用や下取り車の有無によっても乗り出し価格に差が出ます。オプション未装着でもETC、マット・バイザーがサービスで付属する場合もあり、内容の確認が重要です。
価格を抑えるための工夫
- ディーラー間で相見積もりをとる:2〜3社以上に見積もり依頼し比較することで、価格交渉がしやすくなります。
- 不要な諸費用を確認する:「希望ナンバー」「車庫証明代行」など、削れる項目がないか確認しましょう。
- 未使用車・登録済み車を検討:新古車扱いの車両で大幅に安くなるケースもあります。
どんな人にPAリミテッドはおすすめ?
PAリミテッドは標準PAに比べて電動格納ミラーやパワーウィンドウ、キーレスエントリーなどを装備しており、日常使いに適しています。配送業務や軽貨物ドライバーとして働く方だけでなく、アウトドア目的のDIYベース車としても人気があります。
コストパフォーマンスの観点からも、最小限の装備で快適性を確保したい方に最適なグレードです。
まとめ:139万円はおおむね妥当、交渉次第でさらにお得に
エブリイDA17V PAリミテッドの乗り出し価格139万円は、極端に高いわけではなく相場内で妥当といえます。ただし、相見積もりや諸費用のチェックによって、よりお得に購入できる可能性があります。契約前には価格内訳を丁寧に確認し、納得のいく買い物をしましょう。
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