ホンダの名車・モンキーシリーズの中でも、特に人気の高いFI(フューエルインジェクション)車のAC16後期型。生産終了後も根強いファンに支持され、中古市場では希少価値が高まり続けています。この記事では、FI車・AC16後期を購入したい人のために、入手ルートや価格相場、選ぶ際の注意点を詳しく解説していきます。
FI車・AC16後期とは?その魅力をおさらい
AC16はホンダ・モンキーの型式で、2009年以降の後期モデルにはフューエルインジェクション(FI)が搭載され、始動性や燃費性能が向上しています。
特に後期型は排ガス規制対応モデルとして完成度が高く、メンテナンスの手間が少なく日常使いにも最適です。また、FI化による電子制御の恩恵で寒冷時の始動も安定し、ビギナーでも扱いやすい点が人気の理由です。
FI車・AC16後期の中古市場での流通状況
生産終了から10年以上が経過しており、FI仕様のAC16は中古車市場でも数が少なくなっています。特にノーマルコンディションの個体は年々希少性を増しており、プレミア価格となることも珍しくありません。
価格帯は走行距離や状態によりますが、おおよそ30万円〜50万円前後が相場と言われています。カスタムパーツの有無によっても価格が変動するため、ノーマル重視かカスタム重視かは事前に決めておきましょう。
購入ルートの選び方と特徴
- バイクショップ:信頼性が高く保証付きが多い。整備履歴も明確。
- 中古バイク専門サイト(例:グーバイク、バイクブロス):全国の在庫を検索可能。比較検討に便利。
- オークション・フリマ(ヤフオク、メルカリなど):安価だがリスクも高い。現車確認必須。
- 個人売買掲示板(5ch、ミクシィ、Facebookグループなど):意外な掘り出し物が見つかることも。
特にバイクに不慣れな方は、整備保証のあるショップ経由での購入が安心です。
購入前にチェックすべきポイント
FI車・AC16後期は電子制御が入っているため、メーターやECUの不具合に注意しましょう。また、以下の項目も必ずチェックしておきたいです。
- 始動性やアイドリングの安定感
- 電装系の動作(ウィンカー・ランプなど)
- フレームのサビや改造履歴
- 書類の有無と名義変更の可否
状態の良い車体ほど早く売れる傾向があるため、見つけたら迅速な判断が求められます。
売却を希望する人がいたらどう交渉する?
個人でAC16を売りたいという方に出会えた場合、相場を把握しておくことが交渉のカギです。以下のようなポイントを整理して提示するとスムーズです。
- 希望金額(例:状態良好なら40万円前後)
- 現車確認の意思
- 陸送の対応や手数料負担の可否
礼儀正しく、かつ具体的な条件を提示することで信頼性が高まり、話がまとまりやすくなります。
まとめ:AC16後期の購入はタイミングと判断力がカギ
FI仕様のAC16後期は年々入手が難しくなってきています。ネットやSNS、バイクイベントなどを活用し、チャンスを逃さず動くことが重要です。確かな情報をもとに、安心できる売主から理想の1台を手に入れましょう。
今後も価値が上がる可能性のあるモデルですので、購入後は大切に乗り続けてください。
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