ハーレーダビッドソン・ブレイクアウト(FXBR)2024年モデルは、ミッドラインを強調したロー&ロングなデザインと、大排気量114または117エンジンによる存在感が特徴。カスタムベースとしても人気が高く、サイドバッグやCCバー(シーシーバー)装着を検討するライダーも少なくありません。本記事では、キジマ製サイドバッグガード「HD-07905」の取り付け可否と推奨バッグサイズ、そしてCCバーとの共存性について詳しく解説します。
キジマ製HD-07905はブレイクアウト2024に取り付け可能か?
結論から言えば、キジマの「HD-07905」は本来ダイナ系や一部ソフテイル向けに設計された製品であり、FXBR(ブレイクアウト2024)にはボルトオンでは適合しません。ただし、リアフェンダーストラットの構造が近い一部モデル(2020〜2022 FXBRSなど)には流用事例も報告されており、加工やカラー追加で装着可能なケースもあります。
2024年モデルは微細なマイナーチェンジが加えられているため、取り付けに際しては実車合わせの確認が必要です。なお、車体への加工を避けたい場合は、FXBR専用品のサイドバッグステーを選ぶことをおすすめします。
ブレイクアウトに適したサイドバッグのサイズ感
ブレイクアウトはリアフェンダーの傾斜が強く、ホイールも240サイズの極太タイヤが装着されているため、バッグサイズの選定には注意が必要です。推奨サイズは以下の通り。
- 幅(横):30〜40cm
- 高さ(縦):25〜30cm
- 奥行(厚み):10〜15cm
この範囲を超えると、タイヤ干渉やステップとの接触リスクが出るため、専用ステーやバッグガードを併用した取り付けが前提となります。
たとえば、デグナー(DEGNER)の「NB-1」や「SB-80」はサイズ感的に相性が良く、実装例も多数あります。
CCバー(シーシーバー)との併用は可能か?
FXBRにCCバーを装着するには、専用のサイドプレートとラックマウントが必要です。現在、以下のメーカーから適合パーツが販売されています。
- キジマ:HD-08037(FXBR用ラグサポートベース)+HD-08039(ミニシーシーバー)
- ハーレー純正:シグネチャーシリーズ シーシーバー(要ベースプレート)
- ラペラやCULT-WERKなどの海外製CCバーも選択肢あり
これらのCCバーとサイドバッグを併用する場合、サイドマウント位置のクリアランスが重要になります。バッグステーとCCバーが共用できるよう設計されているパーツ(またはCCバー側にバッグステーが付属するタイプ)を選べば、同時装着が可能です。
おすすめ構成例:干渉なく使える組み合わせ
以下は2024ブレイクアウトに装着実績がある組み合わせ例です。
アイテム | メーカー/型番 | 備考 |
---|---|---|
サイドバッグガード | キジマ HD-08037 | FXBR専用設計 |
サイドバッグ | デグナー NB-1 | 容量約10L、干渉なし |
CCバー | キジマ HD-08039 | バッグとの併用可能 |
この構成なら、ボルトオンでの装着が可能で、外観も崩さず快適にツーリング仕様へとアップグレードできます。
まとめ:FXBR2024のカスタムは専用品ベースで選定を
ハーレーブレイクアウト2024におけるサイドバッグやCCバーの装着は、見た目のカスタム性だけでなく、積載性・利便性の向上にも直結します。ただし、製品ごとの適合がシビアなため、汎用品ではなく「FXBR専用品」「適合確認済みモデル」を選ぶのがベストです。
キジマやデグナー、ハーレー純正などから選べば、信頼性・耐久性も確保できるため、ぜひ上記の構成を参考に検討してみてください。
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