運転免許証の有効期限が過ぎてしまった場合、多くの人が「どう対応すれば良いのか」と不安になります。特に10か月以上経過している場合、再取得の手続きが必要になることもあります。本記事では、愛知県名古屋市にある平針運転免許試験場を例に、期限切れ免許の対応方法や住所変更時の必要書類について詳しく解説します。
運転免許の失効から6か月を超えた場合の手続き
運転免許は失効後6か月以内であれば講習のみで再取得可能ですが、10か月経過している場合は原則として仮免許からの再取得となります。これは「失効再取得」として扱われます。
ただし、やむを得ない理由（病気・留学など）が証明できる場合は「特例失効」扱いになり、条件次第では通常の更新に近い対応が可能です。
10か月以上失効した場合に必要なもの
以下は、失効から10か月以上経過し、やむを得ない理由がない場合に必要な書類の一例です。
- 本人確認書類（健康保険証・マイナンバーカードなど）
- 住民票（本籍記載のあるもの）
- 写真（縦3cm×横2.4cm）2枚
- 筆記用具
- 印鑑（認印で可）
- 受験料および試験手数料
※平針試験場では通常、平日の指定時間帯に事前予約制となっているため、公式サイトからの予約または窓口での確認が必要です。
住所変更を伴う場合の追加書類
失効した免許証に記載されている住所と、現在の住民票上の住所が異なる場合には、住民票に記載された新住所が反映されるよう手続きを行う必要があります。
この場合に必要な書類は次の通りです。
- 本籍入りの住民票（現在の住所が記載されたもの）
- 新住所が確認できる公共料金の領収書など（必要に応じて）
なお、引っ越し後に住民票を移していない場合は、旧住所での手続きしか受け付けられないこともあるため、早めに住民票の移動も検討しましょう。
予約は必要？平針試験場の手続き方法
平針運転免許試験場では、免許更新や再取得など多くの手続きが完全予約制となっています。特にコロナ以降、事前予約なしでは手続きが受けられないケースが増えています。
愛知県警の公式サイトから予約ページへアクセスできます。電話はつながりにくいため、ネット予約が基本です。
仮免から再取得する流れ
免許失効から6か月以上経過している場合は、仮免許試験からの再取得になります。その流れは以下の通りです。
- 仮免許学科試験と適性検査を受ける
- 仮免許を取得した後、指定教習所または一発試験によって本免許を目指す
- 合格後、免許証交付
一発試験は難易度が高いため、多くの人は教習所に通って再取得するルートを選びます。
まとめ：免許失効から10か月以上経過した場合の対応
10か月以上経過している場合、仮免許から再取得となるのが原則です。住民票・写真・本人確認書類などの準備に加え、平針試験場では事前予約が必須となっているため、早めに公式サイトで確認を行いましょう。
また、住所変更も同時に行う場合は、本籍入りの住民票を取得しておくとスムーズです。複雑なようですが、手順を理解すれば焦ることはありません。失効後も、きちんと対応すれば再び運転できるようになります。
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