車の吸気性能を手軽に向上させるカスタムとして人気の純正交換タイプのエアフィルター。その中でもBLITZ(ブリッツ)とHKSはユーザーからの評価も高く、どちらを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。この記事では、両ブランドの特徴や実際の使用感の違いを解説し、最適な選択をサポートします。
純正交換タイプとは?手軽に性能アップが狙える理由
純正交換タイプのエアフィルターは、車の純正エアクリーナーボックスにそのまま装着できるカスタムパーツで、特別な加工を必要としないのが特徴です。吸気効率を高め、エンジンレスポンスや燃費改善にも期待が持てるため、初心者にも人気の高いアイテムです。
交換頻度も純正品より長く、再利用可能な製品もあるため、長期的なメンテナンスコストの低減にもつながります。
BLITZの特徴|高耐久でドライな走りにマッチ
BLITZの主力製品である「SUS POWER AIR FILTER LM」は、ステンレスメッシュ+特殊繊維で構成され、高い通気性能と防塵性を両立しています。
耐久性が高く、湿式タイプと異なりメンテナンスも楽で、高回転域の伸びが良くなるという声が多くあります。乾式ゆえのカラッとしたフィーリングは、ターボ車や高回転を多用するユーザーに特に好評です。
HKSの特徴|マイルドかつ吸気音が魅力の湿式タイプ
HKSの「Super Hybrid Filter」は、湿式3層構造を採用し、フィルターの目が細かく、優れた集塵性と吸気音の変化が特徴です。とくに街乗りや低速域でのトルク感が向上し、スムーズな加速が得られると定評があります。
さらに、吸気音にわずかな変化が出るため、運転を楽しみたいユーザーにも人気です。反面、定期的なメンテナンス(洗浄や交換)が必要になります。
実際のユーザー評価から見た選び方のポイント
SNSやレビューサイトの実際の意見では、
- BLITZ:パワー感がある、乾式で手入れが楽、やや硬めの乗り味
- HKS:トルクアップを感じやすい、吸気音が心地よい、メンテは少し手間
といった傾向が見られます。
使用用途やメンテナンスの手間、ドライバビリティの好みによって選択が分かれることが多く、走りを楽しみたい派にはBLITZ、日常ユースでマイルドさを求めるならHKSといった選び方が推奨されます。
価格とコストパフォーマンス面での比較
どちらも4,000~6,000円程度で購入可能ですが、BLITZは洗って再利用できるモデルも多く、長期的にはコスパが高い傾向にあります。
HKSはフィルター部のみの交換も可能ですが、湿式フィルターの性質上、定期交換が推奨されるためややランニングコストがかかる可能性もあります。
まとめ|BLITZかHKSかは「走り方」と「メンテ姿勢」で決める
純正交換タイプのエアフィルターとして定番のBLITZとHKSは、それぞれに明確な強みがあります。高回転域の走りと手入れの楽さを重視するならBLITZ、低速トルクや吸気音の楽しさを重視するならHKSがマッチします。
どちらも信頼性が高く、カスタムの第一歩として最適な製品です。あなたのカーライフスタイルに合った製品を選び、運転の楽しさをさらに広げてみてください。
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