AE111 vs アコードユーロR(CL7):各ステージでの速さを比較

カスタマイズ

AE111(カローラレビン/スプリンタートレノ)とアコードユーロR(CL7)は、それぞれ異なる特性を持つスポーツカーです。軽量で旋回性能に優れたAE111と、高回転型エンジンとトルクを活かしたアコードユーロR(CL7)では、走るステージによって優劣が変わる可能性があります。本記事では、両車をさまざまなシチュエーションで比較し、どちらが速いのかを考察していきます。

AE111とアコードユーロR(CL7)のスペック比較

車種 エンジン 最高出力 トルク 車重 駆動方式
AE111(カローラレビン/スプリンタートレノ) 1.6L 4A-GE(5バルブ) 165ps / 7800rpm 16.5kgm / 5600rpm 約1050kg FF
アコードユーロR(CL7) 2.0L K20A 220ps / 8000rpm 21.0kgm / 6000rpm 約1350kg FF

AE111は軽量で高回転型のNAエンジンを搭載しており、コーナリング性能が高いのが特徴です。一方、アコードユーロRは2.0LのVTECエンジンを搭載し、最高出力・トルクともにAE111を上回ります。

TC2000(筑波サーキット)での比較

筑波サーキット(TC2000)は、ストレートの長さがそれほど長くないものの、エンジンのパワー差が影響しやすいコースです。特に最終コーナーからの立ち上がりや、ストレート区間ではアコードユーロRが有利となる可能性が高いです。

一方で、AE111は軽量な車体とバランスの良い足回りを活かして、中低速コーナーでの安定感を発揮します。ただし、トルクが細いため、ストレート区間ではアコードユーロRに差をつけられる可能性が高いでしょう。

鈴鹿サーキットでの比較

鈴鹿サーキットは高速コーナーが多く、エンジンパワーがものをいうコースです。そのため、220馬力を誇るアコードユーロRが有利に働く場面が多くなります。特に130Rやストレート区間では、AE111との差が開く可能性があります。

ただし、S字やデグナーカーブのようなテクニカルセクションでは、AE111の軽量ボディと旋回性能が活きるため、タイム差は少なくなる可能性があります。

群サイ(群馬サイクルスポーツセンター)での比較

群サイはアップダウンが多く、タイトなコーナーが続くテクニカルなコースです。このような環境では、軽量なAE111が有利になります。コーナー進入速度の高さと、素早い方向転換が求められるため、パワーよりも車重の軽さが勝負を決めることが多いです。

アコードユーロRはトルクがあるものの、車重がネックになる可能性があります。特にタイトなコーナーが連続するセクションでは、AE111が前に出る可能性が高いでしょう。

首都高C1(首都高速環状線)での比較

首都高速環状線(C1)は中高速コーナーが多く、加速性能と高速域での安定性が重要になります。アコードユーロRのパワーとトルクが活きる場面が多いため、ここではアコードが有利でしょう。

AE111もコーナリング性能は優れていますが、ストレートでの最高速や加速力の差が影響しやすいため、長いストレートや高速域ではアコードが前に出る可能性が高いです。

単純な直線レースでの比較

単純な直線勝負では、エンジンパワーが高く、トルクもあるアコードユーロRが圧倒的に有利です。AE111は軽量ですが、最高出力とトルクの差が大きいため、ストレートではアコードが前に出るでしょう。

まとめ

AE111とアコードユーロR(CL7)の比較結果をまとめると、以下のようになります。

  • TC2000(筑波サーキット): アコードユーロRが有利(ストレートの影響大)
  • 鈴鹿サーキット: アコードユーロRが有利(高速コーナーとストレートの影響大)
  • 群サイ: AE111が有利(軽量さと旋回性能が活きる)
  • 首都高C1: アコードユーロRが有利(中高速域の加速力)
  • 直線レース: アコードユーロRが有利(パワーとトルクの差)

総合的に見ると、直線が多いステージや高速コーナーではアコードユーロRが有利ですが、テクニカルなコースではAE111が持ち味を発揮するといえます。どちらの車も魅力的ですが、走る環境によって強みが変わるため、自分の好きな走り方に合った車を選ぶことが大切です。

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