117クーペは、1970年代に登場したスタイリッシュなクラシックカーとして今も根強い人気を誇っています。この愛車を『悪魔のZ』のようにカスタマイズしたいという夢を抱く方も多いでしょう。この記事では、117クーペをパワフルかつ美しいカスタマイズを施す可能性について解説します。
117クーペの特徴とカスタマイズの難易度
117クーペはもともとスポーツカーというよりも上品なGTカーとして設計されているため、悪魔のZ(S30型フェアレディZ)並みにパフォーマンスを上げるには、通常のカスタマイズよりも手間がかかります。特にエンジンや足回りの改造には注意が必要です。
ただし、エンジンの換装や吸排気系の変更、ターボチャージャーの搭載などでパフォーマンスを向上させることは可能です。
パフォーマンス向上のためのエンジン換装
117クーペに搭載されているエンジンは当時の設計のため、現代のスポーツカー並みのパワーを得るにはエンジン換装が効果的です。例えば、SR20DETやRB26DETTなどのエンジンを移植し、ターボ化することで一気にパワーアップが期待できます。
ただし、エンジン換装には専門的な知識と技術が必要で、車体バランスにも影響を与えるため、プロの整備士と相談しながら進めるのが良いでしょう。
外観カスタマイズで悪魔のZの雰囲気に近づける
悪魔のZの特徴といえば、低い車高とワイドボディです。117クーペでも、ホイールのオフセット変更やオーバーフェンダーの取り付け、ローダウンなどで、攻撃的なシルエットにすることが可能です。
また、マットブラックやダークブルーなどのボディカラーに変更し、エアロパーツを追加することで、より『悪魔のZ』に近い雰囲気を演出できます。
ブレーキやサスペンションのアップグレード
高パフォーマンスなエンジンに換装した場合、それに見合った制動力が必要です。ブレーキキャリパーやディスクを現代の高性能ブレーキに交換することも考えましょう。
さらに、サスペンションの強化も必須です。アフターマーケット製のサスペンションに変更し、コーナリング性能を向上させることで、快適なドライブが楽しめます。
改造の際に注意すべき法規制
日本では車両の改造に関していくつかの規制があるため、大規模なエンジン換装や車体の変更は車検に通らない場合もあります。特に、公道走行を想定する場合は、安全基準に適合させる必要がありますので、専門業者と連携して計画を進めましょう。
まとめ:117クーペを悪魔のZ並みにカスタマイズするためのポイント
117クーペを悪魔のZ並みにカスタマイズすることは可能ですが、費用や手間がかかるため、実現には綿密な計画が必要です。エンジン換装や外観のカスタム、足回りの強化など、各パートを段階的に進めることで、自分だけの『悪魔のZ風117クーペ』を手に入れることができるでしょう。
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