普通二輪教習に通っているものの、覚えが悪くて不安を感じている方も少なくありません。とくに予約が取りづらく週一回のペースだと、なかなか感覚が掴めないまま時間だけが過ぎてしまうことも。この記事では、教習所以外でもできる練習方法や、効率よく上達するための工夫について紹介します。
なぜ教習でつまずくのか?
バイクはクルマと違って、身体全体でバランスを取る必要があり、初めての人には難しく感じます。特に一本橋、クランク、S字などの課題は、コツをつかまないと何度も失敗してしまいます。
また、週一回程度の教習では、前回の感覚を忘れてしまい「毎回初回のような状態」になりがちです。反復練習が足りないと感じたら、外での補完策を考えてみましょう。
自宅や近隣でできる練習方法
- 自転車を使ったバランス練習:一本橋やスラロームの基本は「低速でのバランス感覚」です。自転車で直線をゆっくり走ったり、パイロン代わりにペットボトルを並べてジグザグ走行をするだけでも効果があります。
- イメージトレーニング:教習の流れや課題をスマホで録画してもらい、それを繰り返し視聴することで、頭で理解しやすくなります。
- 市販のシミュレーターやアプリ:バイク教習を疑似体験できるスマホアプリやPC用ソフトも一部あります。バイク操作の流れを確認するには有効です。
レンタルバイクで練習はできるの?
公道に出るには免許が必要ですが、教習所のコースを時間貸ししているところがあります(例:練習用貸しコース、二輪自主練コースなど)。予約や保険加入が必要な場合が多いので、地域のライディングスクールを調べてみましょう。
たとえば「ライディングスクール東京」や「オートランド」「交通教育センターレインボー」など、定期的に初心者向け講習を開催している施設もあります。
教習の効率を高める具体的な工夫
- 予約が取りづらいなら、他の教習所への転校を視野に入れてみるのも手です。
- 指導員に「苦手ポイント」を明確に伝え、集中的に補修してもらうよう相談しましょう。
- 同じ悩みを持つ教習生と情報交換するのも有効です。SNSの「バイク教習アカウント」などで、学習のヒントを得られることも。
実際に時間がかかっても諦めないで
たとえ補習が増えても、バイクの操作は確実に身体に染み込んできます。ある日突然、できるようになる人も少なくありません。
「免許は取れて当たり前」と思わず、「時間がかかっても命を守るための練習」と捉えると気が楽になります。
まとめ
普通二輪教習が進まないと感じたら、焦らずに自宅や近隣でできる練習を取り入れてみましょう。自転車での低速走行、イメトレ、ライディングスクールの活用など、工夫次第で上達は早まります。
自分のペースで学べる方法を見つけて、安心して教習に臨みましょう。
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