ホンダN‑ONE RS(JG3)でエンジン水温が上がってもラジエータファンが回らないとき、最初に疑うべきはファン用リレーです。この記事では、リレーの位置やチェック方法、ファンが回らない原因と対策をわかりやすく解説します。
エンジンルーム内にあるリレーBOXを確認
ファン用リレーはエンジンルームのヒューズボックス横にある、ヒューズよりも小さなリレーBOX内に収納されています。
具体的には、ヘッドライト裏付近の小型BOXに4つ程度のリレーが並んでいるエリアです。
リレーの判別方法とチェック手順
BOXのフタにラベル表示が無い場合、オーナーズマニュアルに配置図が掲載されていることがあります。
マルチテスターや別の車種の車外れた同品リレーを使ってファンリレーか確認することも可能です。
リレー故障以外に疑うべき原因
- ファンモーター本体の不良 → モーターへ直接12Vをかけて回転するか確認
- ヒューズ切れや配線断線 → ヒューズを確認、配線に焼けや断線がないかチェック
例えば、ファンモーターが大きな電流を必要とするとリレー音とともに全エレクトリックが一瞬落ちる症状もあり、この場合モーターかリレーの寿命が考えられます(実例あり)。
実例:部品交換で解決したケース
あるユーザーは、BMW等で同様の症状(イグニッションON直後に電気が落ちる)がありましたが、該当のデテクターユニット交換により正常復帰しました。
故障切り分け手順まとめ
- リレーBOXを開けてファンリレー特定
- リレーを別品と交換してテスト
- ヒューズチェック→問題なければファンへ直接通電テスト
- モーター正常ならリレー本体故障と判断
まとめ
JG3 N‑ONE RSでファン回らない現象が起きた場合、まずはエンジンルームの小型リレーBOXをチェック。リレー故障が原因であるケースが多く、リレー交換で解消する場合がほとんどです。ファンモーターやヒューズも併せて確認することで、確実な原因追究が可能になります。
コメント