ランドクルーザー70(通称ランクル70)は、その無骨で実用的なデザインと高い走破性で、多くのファンを持つモデルです。2023年に復刻されたことで再び注目が集まっていますが、新車で買うか中古車で買うかで迷っている方も多いでしょう。この記事では、それぞれの選択肢について、費用・納車時期・注意点などを比較しながら詳しく解説します。
新車購入の特徴と費用
新車のランドクルーザー70は、トヨタ正規ディーラーで注文可能です。2024年現在のメーカー希望小売価格は約4,800,000円前後(オプション除く)です。税金・諸費用込みで500〜530万円ほどかかるのが一般的です。
ただし、新車は人気が非常に高いため、納期は数ヶ月〜1年以上待つケースもあります。特に地域やディーラーによって割当が異なるため、希望のカラーや装備で早く手に入れたい場合は不利になることもあります。
中古車購入の特徴と費用
一方で、中古市場ではランクル70の旧型(再販モデルを含む)や輸出仕様などが流通しています。価格帯は状態や年式によって大きく異なり、300万円台から800万円超まで幅広いです。
例えば、2014年再販モデル・走行距離5万km・AT・修復歴なしの車両であれば、400万円台で購入できるケースもあります。納車も比較的早く、購入後2〜3週間で手に入るのが一般的です。
比較:新車と中古、どちらが安く納車できる?
比較項目 | 新車 | 中古車 |
---|---|---|
車両価格 | 約500〜530万円 | 約300〜600万円 |
納車時期 | 数ヶ月〜1年以上 | 即納〜2週間程度 |
保証 | メーカー保証付き | 販売店保証/なしの場合も |
状態 | ピカピカ、最新 | 使用感あり、要チェック |
このように、価格的には中古車の方が安い傾向があるものの、年式や状態によっては新車と変わらない価格帯も存在します。
中古車購入時の注意点
中古で購入する際は、以下の点を確認しましょう。
- 修復歴の有無
- 整備履歴・点検記録簿の有無
- 純正部品が残っているか
- 走行距離と使用環境(山道・舗装路など)
特にランクル70はオフロード走行で酷使されている場合もあるため、信頼できる販売店での購入が安心です。
新車でも納期次第ではリセールバリューも狙える
新車は初期費用が高くなりがちですが、ランクル70は人気が高いため、数年後に売却する際のリセールバリューも高い傾向にあります。将来的に買い替えを考えている方には長期的に見てメリットが大きい可能性もあります。
まとめ:すぐ乗りたいなら中古、こだわりがあるなら新車
ランドクルーザー70を安く、かつ早く手に入れたい場合は、中古車に軍配が上がります。ただし、車両状態や保証内容には十分注意が必要です。
一方、新車を選ぶことで長期の安心と満足を得ることも可能です。価格だけでなく、用途やライフスタイル、将来的な売却も視野に入れて選ぶのがおすすめです。
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