ハイゼット下位モデルにオーディオを後付けするには?スピーカー未搭載車の対処法と交換のポイント

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ハイゼットの一部グレードでは、コストを抑えるためにオーディオ機器やスピーカーが標準装備されていないことがあります。そのため、ラジオを聞いても音が出ない原因は「ラジオ本体の故障」ではなく「スピーカー未搭載」が理由である可能性が高いです。この記事では、下位モデルでのオーディオ機器の追加・交換のポイントや注意点について解説します。

◆ ハイゼット下位グレードの仕様とは?

ダイハツ・ハイゼットには複数のグレードがありますが、「スペシャル」や「スタンダード」などの廉価グレードにはオーディオレス(ラジオ・スピーカーなし)の仕様が存在します。

具体的には、ダッシュボードのセンターコンソール部分にラジオ取り付け口が空いているだけで、スピーカー配線も車内には通っていないことが多く、自分でチューナーやスピーカーを取り付ける必要があります

◆ 音が出ない原因の見極め方

  • ラジオ本体がついていて電源は入る → スピーカー未接続または故障の可能性
  • ラジオ自体がない → オーディオレス仕様である可能性大
  • 配線はあるが音が出ない → 配線不良、スピーカー欠損の可能性

まずはダッシュボード周辺を確認し、スピーカー配線やスピーカーグリルの有無を調べることが重要です。

◆ CD・ラジオ付きチューナーの交換方法

1DINまたは2DINのオーディオユニットが取り付け可能です。CDやBluetooth対応の市販品が多数販売されており、ハイゼットにも適合する汎用品を選ぶことで取り付けが可能です。

ただし、スピーカーが搭載されていない場合は、別途スピーカーの購入とドア内張の加工・配線作業が必要になります。

◆ スピーカー取り付けの実例とポイント

多くのユーザーは、10cm~13cmのスピーカーをドア内側に取り付けています。配線が存在しない場合は、オーディオデッキからスピーカーまで直接配線を引く作業が必要です。

カー用品店で取り付けを依頼する場合、部品代+工賃で2万円前後が相場です(デッキ・スピーカー両方を設置する場合)。

◆ DIYでの取り付けは可能か?

工具(内張剥がし、ドライバー、カプラー変換ハーネスなど)が揃っていれば、初心者でもYouTubeや整備書を参考に取り付け可能です。ただし、ドアへの穴あけや内張加工が必要な場合は技術を要します。

特に軽トラ・商用バンのようなモデルでは、スピーカー取り付けスペースが限られているため、薄型スピーカーの選定も重要です。

◆ まとめ:音が出ないなら“スピーカー未装備”を疑う

ハイゼットの下位モデルでは、ラジオが無音=壊れているではなく「スピーカーが付いていない」ことが多いです。CD・ラジオ付きチューナーに交換する際は、スピーカーの有無を確認し、必要なら配線から整備する必要があります。

コストを抑えたいならDIYも可能ですが、不安がある場合は専門店での取り付けがおすすめです。正しくオーディオ環境を整え、快適なカーライフを手に入れましょう。

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