スーパーカブ110のカスタムで欠かせないのが、乗り心地と安定感を左右するサスペンションの交換です。とくに人気なのが、国産ブランドの武川(タケガワ)と、世界的に評価の高いYSSのリアサスペンション。本記事では、それぞれの特徴や性能の違いを詳しく解説し、どちらがあなたの用途に合っているかを比較します。
武川(タケガワ)サスペンションの特徴と魅力
武川は日本のバイクパーツメーカーとして長年の実績があり、特にホンダ系バイクに強い信頼があります。カブ110向けのリアショックも数種類あり、純正よりワンランク上のしなやかさが特徴です。
たとえば「リアショックアブソーバー(スタンダードタイプ)」は、街乗り中心のカブユーザーにとって最適な設計となっており、沈み込み過ぎず、しっかりと安定する減衰特性が好評です。また、武川製は安心の日本製という点で信頼性が高いという声もあります。
YSSサスペンションの特徴と評価
YSSはタイ発のブランドながら、世界中の二輪レースやOEM市場で高いシェアを持つメーカーです。カブ用でも「PREMIUM LINE」など上級グレードが用意されており、リバウンド調整機能付きやスプリングプリロードの無段階調整など、本格的なセッティングが可能です。
特にロングツーリングやアップダウンの多い道を走るユーザーからは「しっかり踏ん張る」「段差でも跳ねずに吸収してくれる」と高評価が多数。また見た目も精悍で、カスタムバイクとしての存在感を高める効果もあります。
比較:どちらがカブ110に向いているか?
項目 | 武川 | YSS |
---|---|---|
価格 | やや安価 | やや高め |
乗り心地 | 街乗り向けの快適性 | 走行安定性が高い |
調整機能 | なし/限定的 | 多機能(プリロード、減衰) |
見た目 | 純正に近い落ち着き | スポーティ・カスタム向け |
製造国 | 日本 | タイ(国際規格) |
街中を快適に流したいライトユーザーや初心者には武川、ツーリングや攻めた走りを求めるならYSSが向いていると言えるでしょう。
実際に交換したユーザーの声
武川派の声:「ノーマルより少し硬めで腰があり、長時間乗っても疲れにくい。コスパも良いから安心して選べる。」
YSS派の声:「コーナーやギャップでの安定感がまるで違う。少し高かったけど、乗り味がまったく変わって大満足!」
選び方のポイント:自分の走りに合ったサスを選ぼう
- 通勤・街乗り中心:武川
- ツーリング・走行性能重視:YSS
- コスパ重視:武川
- カスタム&調整重視:YSS
一部のユーザーは前後を異なるブランドで組み合わせるという選択もしています。リアはYSS、フロントはノーマルという構成もあります。
まとめ:あなたの乗り方に合った選択を
武川とYSS、どちらも優れた製品ですが、その特性は明確に異なります。見た目や価格、調整機能の有無、そして走行スタイルによって最適な選択肢が異なるため、自分のバイクライフに最もフィットするものを選ぶことが大切です。
サスペンションを変えるだけで、いつもの道がもっと楽しく、安全に感じられるはずです。
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