スタイリッシュで高級感のあるSUV、トヨタ60系ハリアー。学生のあこがれの車でもありますが、「大学生でも維持できるのか?」というのは現実的な悩みです。ここでは、60ハリアーの維持にかかる費用やライフスタイルとのバランスを踏まえ、実際に維持できるのかどうかを多角的に解説します。
60ハリアーの基本スペックと購入価格
60系ハリアーは2013年〜2020年まで販売されていたモデルで、新車価格はグレードにより約280万円〜450万円程度。現在は中古市場で流通しており、相場は状態によって150万円〜300万円前後です。
中古であっても決して安くはないため、購入時にローンを利用する大学生も多く、これが月々の負担に大きく影響します。
維持費の内訳:年間でどのくらいかかる?
維持にかかる費用として主に以下のものがあります。
- 自動車税:約45,000円(2.0Lモデルの場合)
- 任意保険:大学生・20歳前後だと年間12万〜20万円
- ガソリン代:月1万円〜2万円(使用頻度による)
- 駐車場代:都市部なら月1万円〜3万円
- 車検・メンテナンス:年間平均6万円程度
合計すると、年間30万円〜50万円以上かかるのが一般的です。
大学生が維持するためのリアルな条件
維持できるかどうかは収入とのバランス次第です。例えば、アルバイトで月10万円稼いでいても、家賃や学費、生活費を考えるとハリアーの維持は相当厳しくなります。
実家暮らしで家賃や生活費がかからない場合や、親の援助がある場合は維持可能なケースもあります。
実例:60ハリアーを持つ大学生のケース
関東在住の大学生Aさんは、親の支援で車体費用を一括購入。維持費は自分のバイト代(月12万円)の中から捻出しています。「贅沢かもしれないが、通学や趣味に使えて満足」と話しています。
一方で、「想像以上に保険料が高く、初年度はかなり苦しかった」とも。
費用を抑えるコツと代替案
1. 保険はネット型で見積もり比較:対人対物無制限で抑えたプランを探すとコスト削減できます。
2. 軽自動車や小型SUVも検討:どうしても経済的に厳しい場合は、ライズやヤリスクロスなどの小型SUVで代用するのも一案です。
まとめ:維持できるかは「収入」と「支出」のバランス次第
60ハリアーは大学生でも維持不可能ではありませんが、それには安定した収入や支援が必要です。見栄や憧れだけで突っ走らず、自分の生活スタイルと支出をしっかり把握した上で検討することが大切です。
車を持つことは自由と引き換えに責任が伴うということも、あわせて理解しておくと良いでしょう。
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