ダウンライトの照明が点かなくなったとき、「ランプ交換だけで済むのか」「器具ごと交換が必要なのか」は判断に迷うポイントです。この記事ではコイズミ照明の型番AR46835Lを例に、ランプのみの交換で対応できるケースと、器具全体の確認が必要な場合の見分け方を解説します。
AR46835Lとは?仕様を確認
AR46835Lはコイズミ照明の埋込型ダウンライトで、口金E11のハロゲンランプ(またはLED電球)対応モデルです。調光対応で断熱施工も可、ダクトレス住宅にも使用可能な仕様です。
光源交換可能タイプであるため、基本的にはランプ(電球)だけの交換で修理できる構造です。
ランプ交換で済む症状と判断基準
以下の症状であれば、まずはランプ交換を試す価値があります。
- 照明が突然点かなくなった
- スイッチや調光器を操作しても無反応
- 他の照明は問題なく点灯している
特に、同型ランプを別のソケットで点灯確認できた場合は、電球が寿命である可能性が高く、交換のみで済むことが多いです。
器具本体の不具合が疑われるケース
一方、以下のようなケースでは器具全体の確認や交換が必要になる可能性があります。
- ランプ交換後も点灯しない
- ソケット部に焦げや変形がある
- スイッチを入れると一瞬光るが消える
- 調光器との相性エラーが出る(LED使用時)
このような症状がある場合は、ソケット部の劣化や配線トラブルが原因で、電気工事士の点検が必要になります。
適合ランプの選び方
AR46835Lに使われるランプはE11口金のミニレフハロゲンまたはLEDスポットタイプ。照明性能や調光対応を維持するには、「調光対応」と明記された製品を選ぶのが安心です。
代表的な適合LEDランプ例。
メーカー | 型番 | 特徴 |
---|---|---|
Panasonic | LDR5L-W-E11/D | 調光対応・断熱対応 |
アイリスオーヤマ | LDG5L-E11/D | コスパ重視・調光可 |
DIY交換時の注意点
ランプ交換作業は比較的簡単ですが、以下の点に注意してください。
- 必ずブレーカーを落としてから作業
- ランプの熱が冷めてから取り外す
- 落下や誤挿入に注意して交換
不安がある場合は、工事店や電気屋に相談するのが確実です。
まとめ:AR46835Lは基本的にランプ交換でOK。ただし点灯しない場合は器具の確認を
コイズミのAR46835Lはランプ交換可能な構造であり、通常の故障であれば電球の交換のみで対応できます。ただし交換しても点灯しない、ソケットが変形しているといった場合には、器具本体の不具合も視野に入れて点検を行いましょう。
まずは適合ランプで交換を試し、それでも解決しない場合は専門業者への相談をおすすめします。
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