ヤマハのJOGシリーズはカスタムパーツが豊富で、見た目のアップグレードを楽しむオーナーも多いです。その中でも「ZR用のメーターカバーを、普通のJOG(SA16J)に取り付けたい」という相談は意外とよくあるケースです。この記事では、実際に取り付けが可能なのか、適合性や注意点を詳しくご紹介します。
JOG SA16JとJOG ZRのメーター周りの違い
JOG SA16JとZRは、基本設計が同じフレームやエンジンを共有していますが、外装や装備に細かな違いがあります。ZRの方がスポーティな外装を採用しており、メーターカバーの形状やメーター内部のデザインにも違いがあります。
一方で、取り付け部のネジ穴の位置や寸法などの「固定構造」はほぼ共通しており、メーターカバー単体であれば流用が可能とされています。
ZR用メーターカバーの取り付け可否
結論:基本的にはポン付け可能です。ただし、年式やロットの違い、また一部の社外品を使用する場合には微調整や加工が必要になるケースもあります。
例えば、ZR用のメーターカバーの内側にある固定爪の角度や厚みが微妙に異なることがあり、純正品同士であっても「きつい」「浮く」といった声が一部あります。その場合はヤスリでの微調整などが必要になることもあります。
取り付けの際に注意するポイント
- ネジ穴の位置を必ず確認(無理に取り付けるとカバーにヒビが入る)
- 内部のメーター表示とのクリアランス(針が干渉しないか要チェック)
- 社外メーターカバーを使う場合の寸法確認(中国製などはズレが多い)
また、純正メーターカバーには表面加工がされており、傷がつきやすい素材です。取り付け中は柔らかい布で養生しながら作業するのがおすすめです。
実際のカスタム事例:JOG SA16JにZRメーターカバー装着
あるユーザーは、SA16JノーマルにZR用のクリアスモークタイプのカバーを装着した例を報告しています。
加工不要でそのまま取り付けでき、スポーティさが増して満足度が高かったとのこと。ただし、内部のインジケーターがやや見えにくくなるというデメリットもあったようです。見た目と実用性のバランスを取ることが重要です。
おすすめの購入先とパーツ選びのコツ
純正流用を考えている方は、ヤマハ純正部品番号を調べてパーツ単体で注文するのが確実です。中古品でも流通しているため、メルカリやヤフオクなども選択肢に入ります。
一方、社外パーツを検討するなら「デイトナ」や「KN企画」などの信頼できるメーカー製を選ぶと安心です。できるだけ「対応車種にSA16Jの記載があるもの」を選びましょう。
まとめ
JOG SA16JにZR用のメーターカバーは、基本的には取り付け可能です。ポン付けできるケースも多く、外観をカスタムしたい方にはおすすめのパーツです。
ただし、年式やメーカー、状態によっては若干の加工が必要な場合もあるため、事前に寸法確認やレビュー調査を行い、安全かつ丁寧な作業を心がけましょう。
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