黄色いステッカー(放置車両確認標章)と白い紙が車に貼られていた場合、それは駐車違反として記録されたことを意味します。では、その後に届く「納付書」はいつ届くのでしょうか?この記事では、駐車違反後の具体的な流れと納付書の到着時期、届かない場合の対処法まで詳しく解説します。
駐車違反のステッカーが貼られたらどうなる?
駐車違反として取り締まりが行われると、車両のフロントガラスなどに「放置車両確認標章(黄色いステッカー)」が貼られます。これにより違反があったことが明確になります。
この時点では、まだ違反金の納付書は手元に届いていません。後日、車の使用者(所有者登録された人)に対して、都道府県公安委員会から書面で通知が届きます。
納付書はいつ頃届くのか?
一般的には、ステッカーが貼られてから7日〜14日程度で「放置違反金納付書」が届きます。ただし、連休・祝日・混雑期などが挟まると、最大で3週間ほどかかるケースもあります。
たとえば、5月6日に駐車違反があった場合は、5月13日〜5月20日頃には納付書が届くのが通常ですが、ゴールデンウィーク明けの処理が集中すると、5月下旬〜6月初旬になることもあります。
白い紙の意味とは?
ステッカーの下に貼られている「白い紙」は、確認標章の内容を詳細に記した補足資料です。ここには「違反場所・日時」「車両情報」「担当警察署」などが記載されています。
この白い紙には「自己申告の手続きについて」なども書かれており、使用者が出頭しなかった場合に備えて、放置違反金の督促が行われる旨が説明されています。
納付書が届かない場合の対応方法
3週間以上経っても納付書が届かない場合は、次の対応を行いましょう。
- ステッカーに記載されている警察署(交通反則通告センター)に電話で確認
- 車検証の名義と現住所が一致しているか確認(転居などで届かないケースあり)
- 放置すると延滞金が加算される恐れもあるため、早めに対応を
また、納付書が届かないからといって無視していると、後に車検が通らなくなったり、差し押さえに発展する場合もあります。
納付と今後の影響
納付書が届いたら、コンビニ・銀行・郵便局などで支払いが可能です。納付期限は通常10日~14日ほど設定されています。
放置違反金を納めなかった場合、車検が受けられなくなる「車検拒否制度」の対象になります。また、違反の内容は「点数加算」とは別扱いですが、使用者責任としてしっかり記録が残ります。
まとめ:納付書が届くのは約1〜3週間後、届かない場合は速やかに確認を
駐車違反のステッカーが貼られた後、放置違反金の納付書は通常1〜3週間以内に届きます。届かない場合は警察署へ早めに問い合わせましょう。違反金を放置することで車検が通らないなどの重大な不利益が生じるため、速やかな対応が大切です。
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