近年注目が集まっているのが、車格は250cc並なのに排気量は125ccという“大柄な原付二種”バイクです。高速道路は走れないものの、街乗りやツーリング、通勤・通学まで幅広く対応できる上、燃費や維持費の面でも非常に経済的です。この記事では、見た目は250ccクラスに見えるサイズ感の125ccバイクをピックアップし、具体的な特徴やおすすめポイントを紹介します。
なぜ「大柄な125ccバイク」が注目されているのか
125ccバイクの多くはコンパクトな設計ですが、中には250ccと見紛うサイズのモデルもあります。そうしたバイクは見た目の迫力に加え、走行安定性が高いというメリットがあります。
さらに、税金・保険・車検が不要という経済性はそのまま。大型バイクと並んでも違和感が少ないため、ビジュアル重視派にもおすすめです。
1. ヤマハ XSR125
XSRシリーズの末弟ともいえるXSR125は、ネオレトロデザインとしっかりした車格が魅力。フロントフォークや車体剛性も高く、兄貴分のXSR250やXSR700と並べても遜色ありません。
サイズ感は全長2000mm超えで、身長が高い人にもフィットします。
2. ホンダ CB125R
本格的なネイキッドモデルとして知られるCB125Rは、フロント倒立フォークやラジアルマウントキャリパーなど装備が非常に充実。車重は軽いながらもボディの存在感があり、250ccと見間違えるほどです。
特に2021年以降のモデルは、性能面でも高評価が多数です。
3. スズキ GSX-S125
スポーティでアグレッシブなスタイルを持つGSX-S125は、125ccの中でも非常に大柄な部類に入ります。タンク容量も11Lあり、長距離ツーリングにも強いです。
シート高がやや高めなので、小柄な人は試乗をおすすめします。
4. カワサキ Z125 PROはどうなのか?
Z125 PROは確かに人気ですが、サイズ感はコンパクト寄りです。もし“見た目が250ccクラス”という条件を重視するなら、Z125 PROよりもGSXやCB125Rのほうが該当します。
しかし、都市部での取り回しのしやすさは抜群です。
5. 海外モデルにも注目:Lexmoto LXR125など
海外ではLexmoto、Riejuなどからも大柄な125ccモデルがリリースされています。特にLexmoto LXR125はフルカウルで迫力満点、日本でも並行輸入で購入可能な場合があります。
ただし、部品供給やメンテナンス対応に注意が必要です。
試乗と実車確認の重要性
同じ“125cc”でも、シート高・ハンドル位置・ホイールベースなどで実際の乗り心地やサイズ感が大きく変わります。必ず実車にまたがって試乗することをおすすめします。
外見は立派でも、自分のライディングスタイルに合わないと結局ストレスになることもあります。
まとめ:コスパと満足感を両立した125cc選びを
大柄な125ccバイクは、コストを抑えつつ見た目の満足度も得られる絶妙な選択肢です。
- XSR125、CB125R、GSX-S125などは特に人気の高い車格モデル
- 試乗や実車確認でサイズ感とポジションの相性を見極める
- 中古市場にも掘り出し物があるため、選択肢は広い
250ccの見た目と125ccの維持費の“いいとこ取り”で、ライディングライフを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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