HA36VアルトバンにRSRスーパーダウンサスは装着可能か?互換性と注意点を徹底解説

カスタマイズ

カスタムを楽しむユーザーの間で人気の高いアルトバン(HA36V)ですが、純正の足回りに不満を持つ方も多く、RS★Rスーパーダウンのようなダウンサスに興味を持つ方も増えています。しかし、HA36V専用の設定がないため、HA36S(NA)用のパーツを流用できるかが悩みどころです。この記事ではその互換性や注意点を詳しく解説します。

HA36VとHA36Sの足回りの違いとは?

HA36V(アルトバン)とHA36S(アルト)では基本的なプラットフォームは同一ですが、細かい足回りのセッティングやバネレート、車高調整の基準などに違いがある場合があります。

特にHA36Vは商用バンとして設計されているため、積載を想定したリーフスプリングやショック特性が異なる可能性があり、その点を考慮した上で流用を検討する必要があります。

HA36S用ダウンサスの装着事例と実例

実際にHA36S用のRSRスーパーダウンをHA36Vに取り付けたユーザーの中には、「ポン付け可能だった」「前後ともに違和感なく装着できた」という報告も多く見られます。

ただし一部では「リアの車高が落ちすぎてバンプタッチしやすい」「乗り心地が硬くなりすぎる」といった声もあり、個体差や荷重の違いによって結果が異なる可能性がある点には注意が必要です。

装着時に注意すべきポイント

・バンプラバーの加工:ダウン量によってはバンプラバーと干渉するため、必要に応じて短縮加工が必要です。

・ショックアブソーバーの相性:ダウンサスに対応する減衰力のショックに交換しないと、跳ねるような乗り心地になるリスクがあります。

・アライメント調整:ローダウン後はトー角やキャンバーが狂うため、必ずアライメント調整を行うことが推奨されます。

車検や安全性への影響

保安基準を満たさない車高やスプリング形状であれば、車検に通らない可能性があります。RSRスーパーダウンは保安基準内でのローダウンを想定していますが、車検証の最低地上高90mmを下回るようなセッティングになるとNGです。

また、乗り心地や走行安定性が大きく変わるため、日常使用での違和感を避けるためにも試乗や実績のあるショップへの相談をおすすめします。

まとめ:HA36Vへの流用は可能だが、自己責任で慎重に

結論として、RS★Rスーパーダウン(HA36S用)をHA36Vに流用することは物理的には可能なケースが多いですが、完全な互換性が保証されているわけではありません。安全性や快適性を犠牲にしないよう、必要な調整や確認を行った上で装着しましょう。

可能であれば、経験豊富なカスタムショップに相談し、施工してもらうのがベストです。愛車を長く快適に乗るためにも、無理のないチューニングを心がけましょう。

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