車好き、バイク好きなら誰もが憧れる“二台持ち”。特にクラシックカーや旧車にロマンを感じる方には「車もバイクも持ちたい!」という気持ちは強いことでしょう。しかし、収入や維持費など現実面で不安がよぎるのもまた事実です。本記事では、20代前半の社会人がクラシックカーとバイクの両立を目指す際に押さえておきたいポイントや工夫を紹介します。
クラシックカーの維持費をリアルに把握しよう
1980年代のクラシック外車を所有する場合、維持費は年10万円以上かかるケースもあります。主な費用項目は以下の通りです。
- 自動車税(13年超車両で割増)
- 車検(通常より部品代・整備費が高め)
- 部品調達・修理代
- 保険料(年齢・車種により高額)
たとえば「1986年式BMW 3シリーズ」の場合、年間トータル30万円超になることも珍しくありません。
実家暮らしのメリットを活かした予算配分
実家暮らしなら駐車場代や生活費の支出を抑えられ、その分を趣味に回せるのが強みです。たとえば、月12万円の自由なお金のうち、車とバイクに合計5~6万円を充てると仮定すると。
- 車維持費:月3.5万円
- バイク維持費:月1.5万円
これなら両立は可能ですが、突発的な修理費用に備えた「趣味専用の貯金」も作っておきたいところです。
バイク取得と維持の費用感は?
バイクは初期費用がかかる一方で、維持費は比較的抑えやすい乗り物です。たとえば中型免許(普通二輪)と250ccクラスの中古バイクを取得・購入した場合。
- 免許取得費:10〜12万円
- バイク本体:30〜50万円(中古)
- 年間維持費:約5〜8万円
軽量で燃費も良く、クラシックカーの足としても活用できるため、実用と趣味のバランスがとれた選択肢です。
旧車とバイクを両立している20代のリアルな声
たとえば、同じく20代で「スバルR2」と「ホンダCB250R」を所有しているユーザーの声では、「月5万円の予算で両立はできるけど、イベントやツーリングなどは控えめになる」とのこと。
また、「整備が趣味だからDIYでかなり維持費を抑えている」という人も多く、自分である程度いじれる知識があると負担を減らしやすいようです。
両立には“目的”と“優先順位”がカギ
「どちらも所有したい!」という気持ちが強くても、目的や優先順位が不明確だと維持は難しくなります。以下のように軸を整理しておくのが賢明です。
- クラシックカー=趣味と思い出の中心
- バイク=通勤やちょい乗り用、維持コスト抑制
さらに、「週末ドライブが主な目的」ならバイクを後回しにするなど、柔軟な調整も大切です。
まとめ:若いうちからの“二台持ち”は可能だが計画性が重要
クラシックカーとバイクの両立は、決して夢物語ではありません。特に実家暮らしで生活費が抑えられている今だからこそ、実現しやすいタイミングでもあります。
大切なのは「無理のない維持」と「将来を見据えた計画」です。支出の見直しや整備スキルの習得も両立の助けになります。自分のペースで、楽しみながら実現を目指してみてください。
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