SDカード(セーフドライバーカード)はいつもらえる?条件と再取得のタイミングを徹底解説

運転免許

安全運転者の証ともいえる「SDカード(セーフドライバーカード)」。違反歴のないドライバーには、自動車保険の割引や特典も受けられるカードですが、「一度でも違反するともうもらえないの?」と疑問に思う方も多いはずです。今回は、SDカードの基本から再取得までの条件をわかりやすく解説します。

SDカードとは?その役割とメリット

SDカードとは、無事故・無違反の優良ドライバーに対して、自動車安全運転センターから交付される「セーフドライバーカード」のことです。

このカードには運転免許証とは別に、安全運転者である証明としての意味があり、提示することでホテル・レンタカー・レジャー施設等での割引や特典が受けられることがあります。

SDカードの交付条件

基本的にSDカードがもらえるのは、過去1年間に無事故・無違反の運転者です。この1年間とは、「交通違反をした日から1年経過後」の次の日から再カウントが始まります。

たとえば、2024年5月に違反して2点減点された場合は、そこから1年後の2025年5月までは対象外になります。2025年5月以降に新たに1年間無事故・無違反を継続すれば、再びSDカードの交付対象になります。

「一度でも違反したらもう永久にもらえない」は誤解

SDカードは「一生に一度しかもらえないもの」ではありません。違反をしても、そこから再び1年間無事故無違反であれば、再度申請して受け取ることができます。

つまり、一度のミスで永久に失われるわけではなく、リスタート可能な制度なのです。

SDカードの取得方法

SDカードの交付を受けるには、自動車安全運転センターで「運転記録証明書」を申請します。証明書に基づき、該当する期間に無事故・無違反であれば、SDカードが同封されます。

  • 申請方法:郵送または窓口で可能
  • 費用:630円(2025年現在)
  • 申請期間:違反日から1年経過後以降に申請すること

実例:SDカードを取り逃した後に取得できたケース

たとえば、2023年7月に軽微な違反をしてしまった方が、2024年8月以降に「1年間無事故・無違反」を経て運転記録証明書を申請したところ、SDカードを無事取得できたという実例もあります。

このように、正しいタイミングを知ることが重要です。

まとめ:SDカードは何度でもチャンスがある

SDカードは、「過去1年間に無事故・無違反」であることが条件です。一度違反をしてしまったとしても、それから再び1年の安全運転を心がければ、またSDカードを手にすることが可能です。

継続した安全運転が、自分の運転スキルの証明にもなりますので、ぜひ次の取得を目指してみてください。

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