MT‑09トレーサー(2015年式)のフロントスプロケットナットは、“M10×1.25 のナイロックナット(6個)”が標準仕様です。このガイドでは、その部品番号と、パーツリストでつながらないときの確認方法を詳しく解説します。
標準ナットの寸法と仕様
2015年式MT‑09トレーサー(FJ‑09)のフロントスプロケットナットは、M10×1.25 ネジピッチ、ナイロックタイプ、6面ヘッドとなっています。
アルミ・チタン製などの社外パーツも同規格で流用されており、R&G製(RGN01TI/6‑188)やPRO BOLT製アルミナットなどがその代表例です。:contentReference[oaicite:0]{index=0}
純正部品番号を確認するには?
ヤマハ公式パーツカタログ(PDF)や部品リストアプリでは、モデルラベル(例:JAU28454)で車体を指定し、フロントスプロケット図を参照します。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
その中で“Front Sprocket Nut”の番号を探すことで、確実に純正部品番号を突き止められます。
社外パーツの選び方:素材とトルクに注目
純正ナットはスチール製ですが、軽量化やドレスアップを狙うなら、チタンやアルミ製社外ナットがおすすめです。ただし、取り付け時には指定トルク(33‑45 Nm)や、ナイロック特性を損なわない適切なねじロック剤使用が重要です。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
パーツリストアプリで番号が出ない場合の対策
パーツリストアプリでナットの図番が分からない場合、以下の方法が有効です。
- モデルラベルで正確な年式・仕様を入力する
- “Chain & Sprocket”セクションを開き、ナット番号を確認する
- それでも不明な場合は、整備マニュアルやYamahaディーラーに問い合わせる
ナットは“カシめ式”で、再利用ではなく新品交換が推奨されます。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
実例:社外チタンナットの導入例
ユーザーAさん(Tracer 900/2016年モデル)は、R&G製M10×1.25チタンナット(RGN01TI/6‑188)に交換し、「耐久性とドレスアップ性の両立に満足」とのことです。取り付けにはスレッドロック剤と指定トルク遵守がポイントでした。:contentReference[oaicite:4]{index=4}
まとめ:ナット選びは寸法・素材・取付法を押さえて
MT‑09トレーサー2015年式のフロントスプロケットナットは、M10×1.25・ナイロック・6面ヘッドが純正仕様で、社外チタン・アルミ製品も同じ規格です。
純正部品番号はパーツリストの“Front Sprocket Nut”項目から取得し、社外品は素材・トルク・ロック剤に注意して選んでください。
これでアプリで見つからないときも、正しい部品番号と交換方法が明確になります。
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