中古車新規登録時のカスタムと車検通過について:ZL400Aのケース

車検、メンテナンス

中古車の新規登録時に行うカスタムについて、特にハンドル交換やエアクリ変更、ナンバー位置変更に関して心配になることが多いです。特に中古車新規登録の際、どこまで変更しても車検に通るのかを知ることは重要です。この記事では、ZL400A(93年式)のカスタムを行う際の注意点や、車検時に気を付けるべきポイントについて解説します。

ハンドル交換と構造変更届出

ハンドルの交換に関して、通常の車検では、ハンドルの高さや形状に関する変更が行われた場合、構造変更届出が必要です。しかし、ユーザー車検での新規登録時においては、検査員が車両の寸法を計測し、確認することになります。一般的に、ハンドルの高さを15センチアップすること自体は大きな変更とは見なされない場合が多いですが、車検場で確認を受ける際には、寸法に問題がないかしっかりと確認しておくことが重要です。

もし不安であれば、事前に整備工場に相談し、変更が車検通過に問題ないかを確認しておくと良いでしょう。構造変更届出が必要ない場合もありますが、基本的には変更部分について確認を受ける必要があることを覚えておきましょう。

エアクリ変更と車検通過

エアクリの変更については、純正エアクリからパワーフィルターへの交換は、車検に影響を与える可能性があります。車検時には、車両が排気ガス規制を満たしていることを確認されますが、パワーフィルターに変更した場合、その吸気経路がどのように変化したかが重要です。

現在、ブローバイが一時的にメクラ蓋で大気解放になっているとのことですが、この状態で車検を通す場合は、検査時に車両が規定の排気ガス基準をクリアしているかどうかをチェックされます。車検後にパワフィル加工を行う予定とのことですが、この改造は吸気の効率に影響を与えるため、車検を通す前に排気ガス規制を再確認することが重要です。

ナンバー位置の変更と車検通過

ナンバー位置の変更に関して、リアタイヤの3分の1がナンバーから後ろに出てしまうことについては、車検に通るかどうかが心配になる点です。ナンバープレートが車体から適切に取り付けられていない場合、車検を通すことができません。

ナンバーが規定の範囲内に収まっていないと、車検場で指摘を受ける可能性があります。特に、ナンバーの取り付け部分が破損している場合、修理や部品交換を行い、ナンバープレートがしっかりと取り付けられる状態にする必要があります。もしナンバーステーが規定の位置に合っていない場合は、ナンバーステーを変更して、適切な位置にナンバーを取り付けることが求められます。

まとめ

ZL400Aの中古新規登録時に行うカスタムについて、ハンドル交換やエアクリ変更、ナンバー位置変更などの改造は車検に通すための大切なポイントとなります。特にハンドルの変更やエアクリの変更は、車検時に確認が必要な場合が多いため、事前に整備工場での確認やアドバイスを受けることをお勧めします。また、ナンバーの位置については車検基準に合わせた修正が必要です。安全かつ合法的に車検を通すためには、細部にわたる確認が必要です。

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