SUVはスタイルや走破性が魅力で、ファミリー層からアウトドア派まで幅広く人気があります。最近では中古市場でも多彩なモデルが揃い、手軽に購入を検討できるようになってきました。この記事では、初めて中古でSUVを買おうと考えている方に向けて、失敗しないための注意点や避けた方がいい車の特徴などを詳しく解説します。
中古SUV選びで避けたい車の特徴とは?
まず避けたいのは「過走行車」です。一般的に10万kmを超えている車はエンジンや足回りに劣化が進んでいる可能性があり、整備費用がかさむことがあります。
また、事故歴あり(修復歴あり)の車も注意が必要です。軽い接触程度なら問題ありませんが、大きな事故車は骨格に歪みが出ている可能性があり、走行や安全面で不安が残ります。
チェックポイント1:整備記録とメンテナンス履歴
購入前には「整備記録簿」があるか確認しましょう。オイル交換の頻度や消耗部品の交換状況がわかることで、前オーナーがどれだけ丁寧に扱っていたかが見えてきます。
さらに、ディーラーで定期点検を受けていた車は、品質の面でも安心感があります。
チェックポイント2:4WD車=必須ではない
多くのSUVには4WD(四輪駆動)が設定されていますが、街乗り中心であれば2WD(FF)の方が燃費も良く、維持費も抑えられます。
雪道や山道を走る機会が多い方は4WDがおすすめですが、不要な人が選ぶと維持費の無駄になるので注意しましょう。
初心者におすすめの中古SUVモデル
トヨタ・ライズ:コンパクトながら室内が広く、1.0Lターボで燃費も良好。新しめのモデルも多く、中古でも安心感あり。
ホンダ・ヴェゼル(先代モデル):スタイリッシュで内装も上質。ハイブリッドモデルなら燃費も優秀です。
スバル・フォレスター:安全性能に優れており、アイサイト搭載車なら自動ブレーキも安心材料。雪国でも頼れる存在です。
購入後にかかる維持費を想定しよう
SUVはタイヤが大きく、車重もあるため、燃費・タイヤ交換・自動車税・車検費用など維持費が高めになりがちです。中古価格が安くても維持できないと意味がないので、トータルコストを必ず見積もりましょう。
特に輸入SUVは故障時の部品代が高額になりやすく、初心者にはあまりおすすめできません。
まとめ:安心して中古SUVを選ぶために
中古でSUVを選ぶときは、走行距離や事故歴、整備記録などのチェックを怠らないことが大切です。人気モデルでも、状態次第で当たり外れがあります。
「自分の用途に合っているか?」「維持費は無理なく払えるか?」をしっかり考えて、自分にぴったりのSUVを見つけてください。
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