カスタムカー愛好家にとって、マフラーの選択は性能や見た目と並ぶ重要なポイントです。特にTRD対応のマフラーで人気なのが「スリーキャッツ」と「柿本改 Class KR」。それぞれどのような音質を持ち、音量の違いはどれほどあるのか?本記事では実際の装着例や口コミを交えながら比較していきます。
スリーキャッツ TRDマフラーの特徴
スリーキャッツは、国内マフラーブランドとして高い信頼性を誇り、TRD仕様として設計されたマフラーは以下のような特徴を持ちます。
- 中高音域が強調された乾いた音
- 比較的マイルドな音量設定で住宅街でも扱いやすい
- ステンレス製の美しい仕上げと軽量構造
実際にトヨタ86に装着されたユーザーの声では、「発進時のレスポンスが向上し、音は控えめだがスポーティー」と評価されています。
柿本改 Class KR TRD仕様の特徴
一方、柿本改のClass KRは、音質と迫力のバランスに定評があり、TRD車にもマッチする仕様です。
- 低音重視で重厚感あるサウンド
- アイドリングは静かだが、アクセルを踏むと咆哮するような音
- チタンテールのカラーが見た目にもアクセントに
装着車(例:カローラスポーツ)では「特に高回転域での抜けが良くなり、音に厚みが増した」といったレビューも多数あります。
音質と音量を比較すると?
音質面では、スリーキャッツが乾いた欧州車風サウンドであるのに対し、柿本改はドロドロとした和製スポーツカーらしい音という印象です。
音量に関しては、次のように評価できます。
ブランド | アイドリング音量 | 高回転音量 |
---|---|---|
スリーキャッツ | 静か(60〜70dB) | 中程度(80〜85dB) |
柿本改 Class KR | やや大きめ(70〜75dB) | 大きめ(90〜95dB) |
したがって、爆音を求める方は柿本改、控えめなサウンドを好む方にはスリーキャッツがおすすめです。
どちらを選ぶ?使用シーン別おすすめ
マフラー選びは「どこで乗るか・どんな音を好むか」が鍵になります。以下に使用シーン別のおすすめを紹介します。
- 通勤・ファミリーユース:スリーキャッツ(音量控えめ、近隣に優しい)
- 週末ドライブ・峠道走行:柿本改(高回転時の爽快感、低音の迫力)
- 見た目も重視:柿本改(チタン焼けテールが個性的)
また、マフラー交換の際は車検対応の確認も重要です。両モデルともJQR認証などを取得しており、保安基準内で楽しめるのも魅力の一つです。
まとめ:好みに応じて選ぶ2大TRDマフラー
スリーキャッツと柿本改 Class KRは、どちらもTRD車に適合した信頼性の高いマフラーです。音の質感や音量、見た目の好み、使用シーンに合わせて選択することで、満足度の高いカスタムが可能になります。
購入前にはYouTubeなどで実装動画を確認するのも一つの手段です。愛車の個性を引き立てる1本を、ぜひ見つけてください。
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