車のカスタムや乗り換え時に出る不要なアルミホイール。処分するだけではもったいないかもしれません。実は売却先を選ぶだけで数千円〜数万円もの価格差が出ることもあります。本記事では、アルミホイールをどこで売ると高く売れるのか、その比較とコツをご紹介します。
主な売却先の種類と特徴
アルミホイールの売却先には、大きく分けて以下の選択肢があります。
- カー用品店(オートバックス・イエローハットなど)
- 中古パーツ専門店(アップガレージなど)
- ネットオークションやフリマアプリ(ヤフオク・メルカリ)
- 金属買取業者(リサイクルショップ・スクラップ業者)
それぞれにメリットとデメリットがあるため、状態やブランドに応じた選択が重要です。
ブランド品・美品なら「中古パーツ専門店」がおすすめ
人気ブランド(BBS、RAYS、WORKなど)のアルミホイールであれば、中古パーツ専門店が最も高値で買い取ってくれる傾向があります。
例えば、アップガレージでは商品の状態・サイズ・市場需要を元に価格を提示してくれるため、明確な査定価格がその場でわかるのが安心材料です。
DIY派に人気のネットフリマは高値も狙える
時間や手間を惜しまない方には、メルカリやヤフオクなどの個人間取引も選択肢です。
実際の事例として、2024年製の17インチアルミホイール(4本セット)がアップガレージでは2万円前後、ヤフオクでは3万円以上で売却された例があります。ただし、出品や発送、購入者とのやり取りなど、一定の労力は必要です。
破損やサビありでも「金属買取業者」に注目
見た目が悪く再販が難しいアルミホイールでも、素材としての価値(アルミの地金)があります。
金属買取業者では1kgあたり200〜300円程度で引き取ってくれるケースがあり、ホイール1本あたり800〜1,200円前後になる場合もあります。廃棄するよりははるかに得策です。
カー用品店は手軽だが価格は低め
オートバックスなどのカー用品店でも買取を行っていますが、査定額はやや控えめな傾向があります。
ただし「店舗が近くて便利」「他の買い物と一緒に処理できる」といった利便性は魅力。価格よりも手軽さを優先したい人には向いています。
状態による価格差もチェックしよう
以下のような条件で、買取価格に大きな違いが生まれます。
- キズやガリ傷の有無
- タイヤ付きかどうか
- 保管状態(屋内or屋外)
- メーカーとサイズ(インチ数)
たとえば「タイヤ溝が7分以上残っている」「ガリ傷なし」などのホイールは、相場の1.5〜2倍で売れる可能性もあります。
まとめ:売却先の選び方で価格は大きく変わる
アルミホイールは、「売り方次第」で価値が変わる資産です。ブランド品や状態の良いものは中古パーツ店やフリマアプリで、傷ありや古いホイールは金属買取業者へ持ち込むとよいでしょう。
産廃として捨ててしまう前に、ぜひ一度査定や相場チェックをしてみてください。思わぬ臨時収入につながるかもしれません。
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