シガープラグ内蔵LEDが点灯し続けるとバッテリーは上がる?知っておきたい電力消費と対策

車検、メンテナンス

車のアクセサリーソケット(シガープラグ)に接続されたLEDが常時点灯していると、気になるのが「バッテリーへの影響」です。特に車を長期間使わない場合、微弱な電力でも蓄積すればトラブルの原因になります。この記事では、シガープラグ内蔵の導通LEDによるバッテリー上がりの可能性と、その予防策をわかりやすく解説します。

シガープラグLEDの消費電力はごくわずか

導通確認用のLEDは非常に微弱な電力しか消費しません。多くの場合、数mA(ミリアンペア)程度です。これは、一般的なスマホ充電(数百〜1000mA)に比べても極端に少ない電力です。

そのため、短期間の駐車や日常使用の範囲では、ほぼ心配ありません。数時間、数日間の駐車程度であれば、バッテリーが上がる可能性は極めて低いとされています。

ただし、長期間の放置では注意が必要

車を数週間〜1ヶ月以上使用しない場合、微弱な電流でも蓄積されてバッテリーに影響を与えることがあります。特に冬場や古くなったバッテリーでは、想定外に早く電圧が低下するケースもあります。

実際に、「2週間放置していたらバッテリーが上がっていた。原因は常時点灯のアクセサリーだった」という報告も存在します。

LEDが点灯するのは常時電源が供給されている証拠

車種によっては、イグニッションOFFでもシガーソケットに常時電源が供給されている場合があります。特にトヨタやホンダなど一部のモデルでは、エンジンを切っても通電状態が続くことがあります。

このような車両でLED付きのアクセサリーをつけっぱなしにしておくと、少しずつですが確実に電力が消費されていきます

バッテリー上がりを防ぐための対策

以下のような対策を講じることで、バッテリーへの影響を最小限に抑えることができます。

  • 使用しないときはシガープラグを抜いておく
  • エンジン連動タイプのソケットを利用する
  • ソーラーバッテリーチャージャーなど補助充電機器を活用する
  • 長期駐車前にはバッテリーターミナルを外す(上級者向け)

特に出張や旅行などで長期駐車が予想される場合、一時的にアクセサリー類を外しておくことが安心です。

まとめ:普段使いなら問題なし、長期放置には対策を

シガープラグに内蔵されたLEDは消費電力がごく小さいため、日常的な使用ではバッテリーへの影響はほぼ無視できます。ただし、長期にわたって車を使用しない場合には、予防的にプラグを抜いたり、補助機器を活用するのが賢明です。

ちょっとした心がけで、思わぬバッテリー上がりのトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。

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