ホンダTACT(AF79/AF75等)にAmazonで見つけた58Lリアボックスを載せられるかどうか、取り付けの可否・注意点を専門的視点で解説します。
TACTへのリアボックス取り付けの基本
TACTには純正では大型リアキャリアの設定がなく、他車種用を流用する必要があります。
実際にユーザー報告では、ヤマハJOG用大型キャリアを流用し、横向き取り付けで装着したケースがあります。
58Lサイズのリアボックスと取り付け条件
58Lのリアボックスは容量的には大型で、フルフェイスヘルメットが収納可能なモデルも多く重量も7kg前後の製品が一般的です。
取り付けにはベース付きキャリアが必須で、汎用リアキャリアや強度のある他車種用キャリアを準備する必要があります(GIVIなど互換性あるメーカー品が便利)[参照]
実例:TACTへ58Lボックスを装着した事例
ある整備記録では、TACT AF79に純正キャリアでは固定強度不足のため、JOG用大型キャリアとステーを使って58Lビジネスボックスを横向きに固定した例があります。
この方法では、容量が増して積載性は向上した一方で、重量増で車体後部が重くなり「軽快感が失われた」といった感想も報告されています【参照】。
注意点と推奨対応策
- 純正キャリアでは耐荷重不足の可能性が高く、キャリア強化が必要。
- 加工(穴あけやステー追加)を伴う場合があり、素人のDIYでは難易度が高い。
- 耐荷重や耐振動性能を考慮し、衝着部の補強や振動対策が必要。
信頼感が高いのは、キャリア・リアボックスともに同一メーカー製で揃えることです。
取り付け手順と準備のポイント
まずはTACTの車種コード(例:AF79/AF75)に対応したキャリア品番を確認し、リアキャリアを交換します。
そのうえで、ベース金具をリアキャリアに取り付け、58Lボックスを固定。必要に応じて汎用ステー加工を行います。
まとめ
まとめると、ホンダTACTに58Lリアボックスを取り付けるには、純正キャリアだけでは不十分で他車種用の大型リアキャリアとステー加工が必要です。
取り付け後は積載性が向上する反面、重量増で運動性能に影響が出る可能性もあるため、耐荷重や取り付け強度を考慮して、整備業者や経験者の協力を得て対応するのが安全です。
コメント