「もうオフ車はこれから下火になるような気がします。理由は熊です。…僕はオフ車を諦めたんですがこの現状ではオンロード車しか安全を確保できないです。みなさんはどうですか?」という意見に対して、オフロードバイクの将来性、安全性、熊との関係性を整理しながら、“本当に諦めるべきかどうか”を考えていきます。
熊の出没が増えている山林・林道環境の現状
近年、日本の山林・里山では熊(特にヒグマ・ツキノワグマ)の目撃・遭遇数が増加傾向にあります。例として、ある報告によれば記録的な数の遭遇が報じられています。[参照]
このため、林道・山間部・ダート道を楽しみにしていたオフロードライダーにとって「熊と遭遇する可能性」という新たなリスクが加わったことは事実です。ただし“林道=危険”という図式が即オフ車の終焉を意味するわけではありません。
オフロードバイクの魅力と“速度だけ”ではない価値
例えば「時速60キロの怪物は道を選ばず」という言葉がありますが、オフロードバイクには速度を追うだけではない魅力があります。林道・ダート・未舗装路などでの操作性、小回り、走破性が特徴です。
実際、オフ車は舗装路だけを走るためのバイクではなく、「道なき道」「楽しみながら走る峠や林道」という用途に適しています。つまり、速度だけを比較軸にするのではなく、自分の目的・走り方に合ったバイク選びが重要です。
安全を確保するためのオフ車選び・走行方法のポイント
もしオフ車を選びたいのであれば、以下のような安全視点を持つことが有効です。
- 活動時間を選ぶ:熊は早朝・夕暮れ時に活動が活発になるため、日中・明るい時間帯に走行する。
- ライダー一人ではなく複数で林道へ:グループ走行や相互確認がリスク低減につながる。
- 熊対策グッズ・知らせ手段を持つ:笛・クマ鈴・目立つウエア・スマホ等。
これらを押さえることで、“オンロード車しか安全ではない”という結論に直結するわけではなく、オフ車でも安心して楽しめる条件を自ら整えることが可能です。
オンロード車との比較:用途・安全・楽しみ方の違い
オンロード車は舗装路での走行に特化しており、速度・快適性・利便性では強みがあります。しかし、オフ車ならではの「林道・未舗装路での冒険」や「異なる走りの楽しさ」は失われます。
つまり、「熊の出没」というリスクがあるからといって即「オフ車は不要」という判断をするのではなく、“どこを走りたいか・どの時間帯か・装備・仲間”を含めた条件を再確認することが大切です。
まとめ
結論として、熊の出没が増加している現状は無視できないリスク要因ですが、必ずしもオフロードバイクがこれから“下火”になるというわけではありません。むしろ、オフ車を続けたいのであれば、「活動時間・走る場所・装備・仲間」を整えることで安全に楽しむことができます。
もし「私は舗装路で快適に走りたい」「熊のリスクを抱えたくない」という想いが強いのであれば、オンロード車に切り替えるのも一つの選択肢です。どちらが正しいかではなく、自分の価値観・ライディングスタイルに合わせたバイクライフを選ぶことが鍵です。


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