CRF250L(MD44)の転倒センサーの位置と役割を徹底解説|場所がわからない人必見

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ホンダCRF250L(MD44)に搭載されている転倒センサーは、安全装置として非常に重要な部品です。しかし、パーツリストには位置情報が明確に記載されていないため、実際の場所が分からずに困っている人も多いのではないでしょうか。この記事では、転倒センサーの具体的な取り付け位置、確認方法、さらにはその機能とメンテナンスポイントまで詳しく解説します。

転倒センサーとは?役割と重要性

転倒センサー(バンクアングルセンサー)は、バイクが一定以上傾いた際にエンジンを自動停止させる安全装置です。事故や転倒時に燃料供給や点火をストップさせ、さらなる被害を防ぐ目的があります。

このセンサーが正しく動作しないと、転倒後もエンジンが回り続けることになり、非常に危険です。そのため、正しい取り付けと位置確認は非常に重要です。

CRF250L(MD44)の転倒センサーの取り付け位置

CRF250L(MD44)における転倒センサーの位置は、エアクリーナーボックスの後方、バッテリーボックスの上部あたりに配置されています。

シートとサイドカバーを取り外すと、黒い小型のセンサーがバッテリーの奥側にネジ止めされているのが確認できます。センサーは3ピンのカプラーで配線されており、固定ステーと一体になっていることが多いです。

転倒センサーの確認・交換手順

転倒センサーの状態を確認するには、以下の手順でアクセスします。

  • ① シートを外す
  • ② サイドカバーを取り外す
  • ③ バッテリー周辺の確認
  • ④ センサーとカプラーの状態を確認(腐食や外れがないか)

万が一、転倒後にエンジンがかからない場合、このセンサーが誤動作している可能性もあります。配線の断線やセンサー内部の故障も稀にあります。

転倒センサーの取り付け方向と注意点

このセンサーは上下の向きが決まっており、逆さや斜めに取り付けると誤作動の原因になります。センサー本体には「UP」や「↑」などのマーキングがあるため、必ず指定の向きで固定しましょう。

また、脱落防止のためのボルト固定もしっかり行う必要があります。固定が甘いと、振動で位置ズレが生じ、意図せぬエンジン停止が起こることもあります。

センサー不良が疑われる症状

以下のような症状がある場合、転倒センサーの点検が必要です。

  • ・転倒していないのにエンジンが停止する
  • ・イグニッションは入るがセルが回らない
  • ・センサーを叩くとエンジンがかかる(内部接触不良の可能性)

不安がある場合は、センサーの交換も視野に入れると安心です。

まとめ|転倒センサーは見落としがちな重要部品

CRF250L(MD44)の転倒センサーはバッテリーボックスの上部、シート下に取り付けられています。位置が分かりづらくパーツリストでも曖昧ですが、誤作動を防ぐためにも定期的な点検と正しい取り付けが大切です。

転倒センサーの理解と整備が、安心・安全なバイクライフの第一歩となります。

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