家族や友人との日帰り旅行で7人が1台の車に乗る場合、車内の快適さや荷物の積載性が大きなポイントになります。特に子ども連れやキャンプ用品を伴う移動では、車種の選定と準備の工夫が重要です。この記事では、ホンダ・オデッセイで7人乗車+荷物の旅が現実的かどうかを解説します。
ホンダ・オデッセイの基本スペックと7人乗車時の車内空間
ホンダ・オデッセイはミニバンとしては低床設計が特徴で、室内高もあり車内空間は比較的広めです。定員は7〜8人ですが、3列目を起こしてフル乗車すると、ラゲッジスペースは制限されます。
特にチャイルドシートやジュニアシートが必要な場合、シートの横幅が制限されるため、実質的な座席の使い方に工夫が求められます。
子どもと乳幼児がいる場合の座席配分
以下のような座席配分例が現実的です。
- 運転席:大人
- 助手席:大人
- 2列目:チャイルドシート(乳幼児)+ジュニアシート(子ども)
- 3列目:大人1人+子ども1人(膝の上に乳児)または乳幼児用チャイルドシート1台+大人
3列目は大人2名にはやや窮屈ですが、片側を荷物用に畳むとスペースが生まれます。
荷物の積載とテントの工夫
フル乗車時、トランクスペースは小さくなるため、荷物は最小限にまとめることが重要です。おすすめは以下の方法です。
- ソフトバッグに分散して積載(スーツケースは非推奨)
- テントやチェアなどはルーフボックスを活用
- クーラーボックスやベビーカーは助手席の足元やチャイルドスペースの横へ配置
特に日帰りであれば、食事を現地で済ませたり、ポータブルテーブルを小型のものに限定するなどの工夫も有効です。
実例:オデッセイで家族7人旅をした方の声
東京都内から山梨方面へ日帰り旅行をしたご家族は「荷物を減らしてルーフボックスを使えば、車内も圧迫感はなく快適だった」と話しています。
一方、「3列目に大人2人は厳しいので、交代制にした」という意見もあり、長時間移動の快適さを求めるなら座席交代も一案です。
他の選択肢:2台体制やレンタルワゴン
もし荷物が多すぎる、あるいは乗車中の快適さを重視したい場合は、2台に分けて移動するか、ハイエースやキャラバンといった大型ワゴンのレンタルも検討できます。
レンタル費用は1日1万円前後からありますが、乗車人数と快適性を考えればコスパの良い選択肢になります。
まとめ:オデッセイでも日帰り7人旅は可能。ただし荷物と座席に工夫が必要
ホンダ・オデッセイでの7人乗車は、日帰りであれば十分に可能です。ただし、座席配分や荷物の収納方法に計画性が必要です。ルーフボックスの活用やソフトバッグによる荷物整理で、快適な車旅を実現しましょう。
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