デリカD:5 シャモニーの音質を改善する方法|純正ナビとBluetooth接続の落とし穴と対策

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デリカD:5シャモニーはアウトドアやファミリーユースに高い人気を誇るミニバンですが、純正ナビとBluetooth接続による音質の問題に悩むユーザーも少なくありません。特にアルパイン製11型ナビ(EX11NX2-D5-1-AR)を使用している場合、設定や環境によっては「期待したほどの音質ではない」と感じることも。本記事では、その原因と改善策を具体的にご紹介します。

Bluetooth接続による音質劣化の主な原因

Bluetooth接続では便利さが優先される反面、音質面での制約があります。多くのナビやスマートフォンがSBCという標準コーデックを使っていますが、これは圧縮率が高く音質が劣化しやすいです。

特にハイレゾ音源や高ビットレートMP3を再生しても、Bluetooth経由ではそのクオリティが再現されないことが多く、「こもった」「シャカシャカする」などの印象を持たれがちです。

EQ(イコライザー)や設定の見直しポイント

アルパインナビは詳細な音響設定が可能です。特に以下の設定は音質向上に効果があります。

  • EQ:Flat設定ではなく、自分の好みに合わせて調整
  • タイムアライメント:ドライバーシート中心に合わせて最適化
  • クロスオーバー設定:ウーファーやツイーターのバランスを見直す

これらを使いこなせば、純正スピーカーでも音の輪郭がハッキリしてきます。

USB接続で音質を大きく改善

Bluetoothではなく、USBケーブルでスマートフォンとナビを接続することで、非圧縮または高品質の音源を直接転送でき、音質が劇的に向上することがあります。

実際にあるオーナーの例では、iPhoneをLightningケーブルでナビに接続しApple Musicのロスレス音源を再生したところ、「まったく別物のような音になった」と報告されています。

スピーカー交換やデッドニングも選択肢

それでも満足できない場合は、スピーカー交換や車内のデッドニング(防音加工)を検討してもよいでしょう。純正スピーカーはコスト重視の設計であることが多く、特に高音域や低音域で伸び悩む傾向にあります。

アルパイン製ナビとの相性が良いスピーカーとしては、同じくアルパインやカロッツェリア製の2way構成のものが人気です。また、ドア周りに制振材を貼るだけでも音の解像度が向上します。

まとめ:ナビや接続方式を理解し音質を最適化しよう

デリカD:5シャモニーに搭載されるアルパインナビは多機能ですが、Bluetooth接続では音質面で限界があります。USB接続への変更やEQ調整、必要に応じたスピーカー交換を行うことで、驚くほどクリアで迫力のあるサウンドに近づけます。

「せっかくの愛車、音楽も妥協したくない」と思うなら、まずは接続方式を見直してみましょう。それが最も効果的かつコストを抑えた音質改善の第一歩です。

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