新社会人としてのスタートに合わせて「通勤用の車を買いたい」と考える方は多いでしょう。車に詳しくないと、軽自動車と普通車の違い、新車と中古車のメリット・デメリット、維持費や保険料など、何を基準に選べばいいのか迷ってしまいます。この記事では、コスパ・燃費・長く使えるかどうかなど、初心者でもわかりやすい視点で車選びのポイントを解説します。
通勤用なら軽自動車と普通車、どっちが向いてる？
通勤に使うならまず悩むのが軽自動車と普通車のどちらを選ぶか。以下に主な特徴をまとめました。
| 項目 | 軽自動車 | 普通車 |
|---|---|---|
| 車両価格 | 安い（100〜180万円） | 高め（150〜250万円〜） |
| 燃費 | 良い（18〜25km/L） | 車種による（13〜20km/L） |
| 自動車税 | 約10,800円 | 約25,000円〜 |
| 保険料 | やや高め（初心者は特に） | 車種次第で割安なケースも |
| 安全性・走行安定性 | やや低い | 高め |
街乗りや短距離通勤が中心であれば軽自動車は非常に経済的ですが、長距離移動や坂道が多い地域では普通車の方が快適です。
新車と中古車、長く乗るならどっち？
「長く乗る予定なら新車がいいのでは？」と考えるのは自然なことですが、実は中古車にも大きなメリットがあります。
- 新車のメリット：最新安全装備・保証付き・長期間安心して乗れる
- 中古車のメリット：価格が安い・納車が早い・初期費用を抑えられる
例えば、予算150万円であれば新車の軽自動車か、状態の良い中古のコンパクトカーを選べます。走行距離が3万km以下、年式が5年以内の中古車なら十分長く使えます。
初心者向け！おすすめの車種ピックアップ
以下は「燃費が良く、コストが安く、初心者でも安心」という条件で選んだおすすめ車種です。
- ホンダ N-BOX（軽）：広々とした室内、高い燃費、安全装備も充実
- スズキ アルト（軽）：価格が非常に安く、初心者に優しい
- トヨタ ヤリス（普通車）：コンパクトで燃費抜群、故障が少ない
- 日産 ノート（普通車）：e-POWERの燃費性能と静粛性が高評価
中古で探す場合は、店舗だけでなく「ガリバー」「カーセンサー」「ネクステージ」などネット検索を活用すると選択肢が広がります。
車選びでチェックすべきその他のポイント
車両価格や燃費以外にも、次のような項目をチェックすると後悔が少なくなります。
- 任意保険料：20代前半は高くなるため、車両保険は必要か検討
- メンテナンス費用：オイル交換・タイヤ・バッテリーなど定期的に必要
- 維持費全体：ガソリン代・駐車場代・自動車税を含めて月あたりの予算を算出
- 自宅駐車スペースの有無：駐車場代が都市部では大きなコストに
また、車検や税金の支払いタイミングも含めて、年間いくらかかるのかを「トータルコスト」で考えるのが大切です。
まとめ：最初の1台は「経済性＋安心感」で選ぼう
通勤車選びは、初期費用・燃費・保険・メンテナンスを含めた「総合的なコストと使い勝手」がカギになります。軽自動車は経済性に優れ、普通車は走行性能と安全性に優れています。新車なら安心感、中古車なら価格の安さが魅力です。
「何にどれだけお金がかかるか」を明確にし、自分の通勤距離や生活スタイルに合った選択をすれば、失敗しない車選びができます。迷ったらディーラーや中古車販売店で試乗してみるのもおすすめです。
コメント