日産エクストレイルの後部座席のドアが引っかかって開かないというトラブルに遭遇する方が少なくありません。特にチャイルドロックや内部ロック機構に関連した問題が原因であるケースが多く、本記事ではその原因と対処法について詳しく解説します。
リアドアが開かなくなる原因の代表例
リアドアが1度で開かない、何かに引っかかるような感覚がある場合、以下の原因が考えられます。
- チャイルドロックの誤作動:内部ロック機構が完全に切り替わっていないことがあります。
- ドアロックユニットの不良:モーターやスイッチ部が経年劣化しているケース。
- ドアキャッチ(ラッチ)部の潤滑不足:開閉時に摩擦抵抗が大きくなり、引っかかりが発生します。
- 内張りやゴムパッキンの変形:引っ越し時などの荷物干渉や温度変化で起こることがあります。
まず試すべき初期対応策
原因が不明な状態では焦らず、以下の方法を順に試してみましょう。
- 車をロック・アンロックし直す:リモコンキーまたは手動で再操作して内部の電気的誤作動をリセット。
- ドアハンドルを内側と外側から同時に操作:ロックの引っかかりが解除される場合があります。
- チャイルドロックを何度かON/OFF:力のかけ方や角度を変えて再設定する。
特に寒冷地では凍結や湿気による一時的な動作不良も考えられます。
それでも改善しない場合の実践的アプローチ
次の段階として、以下の対応を検討しましょう。
- 潤滑スプレーをドアラッチ部やヒンジに吹きかける(シリコンスプレーが推奨)。
- ドア内張りを外してロックケーブルの状態を確認する(難しい場合はプロへ依頼)。
- 整備工場やディーラーでドアロックユニットの点検・交換を依頼する。
ユーザーによっては、ロックユニットの交換で完全に解決したという事例もあります。
類似の不具合報告とその対処例
実際にSNSや車関連のフォーラムでは、次のような報告が見られます。
「リアドアが開かずにディーラーで点検→ロックアクチュエーターの故障で交換対応(費用:約2万円)」
「チャイルドロックのツマミが戻り切っていなかったため、しっかり固定し直したら直った」
こうした事例を参考に、自身のケースと照らし合わせて判断するのが重要です。
まとめ:焦らず段階的にチェック、最終的には専門家に相談を
リアドアの開閉トラブルは、軽微な誤作動から部品の劣化まで幅広い原因があり得ます。まずは基本的なリセットや確認を行い、それでも解決しない場合はディーラーなど専門の整備工場での点検をおすすめします。
「自分で直す」前提にせず、早めの相談が安全と安心に繋がります。
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