プラドのディーゼル車はデッドニングで静かになる?効果や施工ポイントを解説

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トヨタ・ランドクルーザープラドのディーゼルモデルは、その力強い走りと燃費性能が魅力ですが、一方で「エンジン音がうるさい」と感じる方も少なくありません。とくにアイドリング時や低速走行時に室内へ響くディーゼル特有の振動・騒音が気になるという声も多く聞かれます。この記事では、プラドのディーゼルモデルに対して「デッドニング(防音・制振対策)」を行った場合の効果や、おすすめの施工箇所について詳しく解説します。

ディーゼル車がうるさく感じる理由

ディーゼルエンジンは圧縮比が高く、燃焼の爆発音やメカニカルノイズが大きくなりやすい構造です。さらに、振動による共鳴音がボディを通じて室内に伝わるため、ガソリン車よりも「音が硬い」「耳に残る」と感じられることがあります。

プラドの場合はエンジン自体の静音性は年々改善されていますが、ボンネットやフロアの遮音対策が不足気味であるため、室内静粛性を高めたいなら後付けのデッドニングが有効です。

デッドニングで改善できる音の種類

デッドニングとは、車内に侵入する「騒音」や「振動音」を減らすための施工です。プラドのディーゼルモデルで特に効果があるとされるのは次のような音。

  • エンジンノイズ:ボンネット・バルクヘッドからの浸入
  • ロードノイズ:タイヤや路面からの走行音(特にフロアとタイヤハウス)
  • ドアの閉まり音:軽くペナペナする音が改善

適切な部位にデッドニングを行えば、アイドリング時や高速巡航時の耳障りなノイズが軽減され、音楽や会話の聞き取りやすさが向上します。

おすすめの施工箇所と効果

以下はプラドのディーゼル車で実際にデッドニング効果が高いとされる主要箇所です。

  • ボンネット裏:エンジン音のダイレクトな侵入を防ぐ
  • バルクヘッド(エンジンルームと室内の仕切り):音の大本に近く、効果大
  • フロアパネル:振動音・ロードノイズの遮断
  • ドア内張り:外部からの風切り音・開閉音の改善
  • リアゲート:後方からの共鳴音の軽減

施工費用は業者依頼で5万円〜15万円程度。DIYでも可能ですが、部材選定や隙間処理の精度が仕上がりに大きく影響します。

実際のオーナーによる効果の声

【例1】プラド150後期/70周年記念モデル
「エンジン音が耳に残るのが不満で、ボンネットとバルクヘッド周辺にデッドニングを実施。明らかにアイドリング時のこもり音が減り、高速走行でも会話しやすくなった」

【例2】プラド150中期ディーゼル/DIY派
「ロードノイズが気になり、フロア全面をデッドニング。遮音シートと吸音材の2層構造にしてみたら、特に高速域での快適性が段違いだった」

このように、プラドでもしっかり効果を感じているユーザーは多数存在します。

注意点と効果を最大限に引き出すためのコツ

・素材は「制振材+吸音材+遮音材」の組み合わせが理想
・完全密閉ではなく、熱や湿気の逃げ道を確保する
・厚く貼りすぎるとパネルが浮いたり、異音の原因になることも
・施工後は効果の体感に時間差が出ることがあるため、走行条件を変えて比較すると◎

また、DIYでの施工時は内装パネルの取り外しや断線リスクに注意が必要です。仕上がりにこだわるならプロショップでの施工が安心です。

まとめ

プラドのディーゼル車における「エンジン音の大きさ」は構造上ある程度避けられませんが、デッドニングを行うことで体感レベルでの静粛性向上は十分に期待できます。特にボンネット・バルクヘッド・フロアの施工は効果が大きく、快適性や高級感アップにもつながります。

ディーゼル車でも静かに、快適に乗りたい方は、ぜひ一度デッドニングを検討してみてはいかがでしょうか。

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