愛車のメンテナンスでよく利用されるカー用品量販店。しかし、カスタム車両、とくにホイールがはみ出している車両は、作業を断られるケースがあると聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?本記事では、オートバックスなどの量販店における対応方針と、実際の事例、そして今後の対応方法について解説します。
ホイールがはみ出していると作業NGは本当?
原則として、保安基準に適合していない車両(例えば、タイヤやホイールがフェンダーから明らかにはみ出している車両)は、多くの店舗で作業を断られる傾向にあります。これは、整備中の事故やトラブルが発生した際に、店舗側の責任問題が発生するのを防ぐためです。
特に、オイル交換などのピット作業はリフトアップを伴うことが多く、安全性を考慮した結果、車検非適合車はNGとされるケースが多いのです。
各量販店の実際の対応例
オートバックスでは、店舗により若干の対応差はあるものの、基本的にはフェンダーからタイヤ・ホイールが1mmでもはみ出していれば作業不可とすることが多いです。受付時のチェックで断られることも。
一方で、イエローハットやジェームスでも同様に、見た目で明らかに突出している場合は作業を見合わせる対応が取られることが一般的です。
作業OKになる可能性もある?
グレーゾーンの対応になるのは、ホイールの突出が極わずか(数mm)で、かつ純正フェンダーに近いボディラインであれば、「今回は特別にOK」といった判断がされるケースもあります。
ただしこれはあくまで担当スタッフや店舗の裁量により異なるため、事前に電話確認や現地での事前チェックを受けることが望ましいです。
フェンダーモール装着による対策
ホイールがはみ出してしまう場合には、車検対応のフェンダーモール(汎用オーバーフェンダー)を取り付けることで改善することがあります。モールによりタイヤ・ホイールが隠れるようになれば、作業受付可能となる可能性も高くなります。
ただしモールも確実な固定と規格に沿った装着が求められます。見た目だけの簡易モールではNG判定を受ける場合もあるので注意しましょう。
実際のユーザー体験談
あるユーザーは「オートバックスでホイール5mmはみ出しを理由に作業を断られ、フェンダーモールを取り付けてから再訪問し、無事オイル交換ができた」とのこと。
一方で「別のカー用品店では、特に指摘されず普通に作業してもらえた」といった声もあり、判断基準は店舗によりまちまちなのが現実です。
まとめ:事前確認と対応準備が重要
カー用品量販店でオイル交換をスムーズに行うためには、ホイールの突出がない状態がベストです。どうしても気になる場合は、事前に電話やWebフォームで確認を入れることをおすすめします。
また、フェンダーモールなどの装着による改善策も有効な手段です。自分の愛車がNG対象にならないよう、事前準備と確認を怠らないようにしましょう。
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