ホンダモンキー125(JB02)にJB03用ギアポジション&クロックメーターは使える?互換性と代替案を徹底解説

カスタマイズ

モンキー125のカスタムを楽しむライダーの間で人気なのが、ギアポジション表示付きのマルチメーターです。特にJB03モデルに対応する純正オプションメーターの流用を検討する方も少なくありません。しかし、JB02型にそのまま流用できるのか、取り付けや動作に問題はないのか気になるところ。本記事では、JB02とJB03の構造的な違いやギアポジションセンサーの仕様、代替手段までを詳しく解説します。

JB02とJB03の主な違いとは?

モンキー125は2019年式のJB02から2022年以降のJB03へとモデルチェンジされました。この際、フレーム構造や排ガス規制の対応に加え、電装系にも変更が加えられています。特にメーターやギアポジションセンサーの構造は、互換性の観点で重要なポイントとなります。

JB03ではギアポジションセンサーの接点数が6(N+5速)で構成されており、これに合わせた専用メーターが用意されています。一方、JB02はギアポジションセンサーが標準装備されておらず、そもそもギア位置の情報を電気的に出力する設計になっていない点が問題です。

JB03用のクロック&ギアポジションメーターはJB02で動作するか?

結論から言えば、そのままでは動作しません。JB02にはギアポジションを示すセンサーが搭載されていないため、JB03用メーターを装着しても信号が供給されず、ギア表示は作動しない状態になります。

仮にJB03用のセンサーとハーネス一式を流用しても、ECUや配線が対応していない場合は追加の加工が必要です。特にギアポジションセンサーの接点数の違い(または非搭載)による互換性の問題は大きく、簡単なポン付けでは済みません。

代替策:アフターパーツのギアポジションインジケーターを活用

JB02ユーザーに人気なのが、デイトナやSP武川などから販売されている社外ギアポジションインジケーターです。これらはスピードセンサー信号やエンジン回転信号を解析してギア位置を推定表示する方式を採用しています。

純正流用に比べて精度は若干劣りますが、配線加工だけで取り付けられる製品もあり、ギア位置や時計表示なども一体化されているモデルが増えています。ギア表示だけを重視するなら、社外メーターの方が費用対効果に優れています。

実例:JB02オーナーのカスタム事例紹介

あるJB02オーナーは、デイトナのマルチメーターを使用し、ギアポジションと電圧・時計を表示させています。取り付けはACC電源とスピードパルス信号への接続で完了し、追加センサーなしで機能しました。

また別のオーナーは、SP武川製のギアインジケーターを採用。スプロケ比を変更した際も表示精度が高く、満足度の高い仕上がりになったとのことです。

まとめ:JB02にJB03用メーターは非対応、社外品で解決可能

JB02にJB03用の純正クロック&ギアポジションメーターを取り付けても、ギア位置の信号がないため基本的に作動しません。純正パーツの流用は、配線・ECU・センサーのすべてを変更する大掛かりな改造となるため、現実的ではありません。

代わりに、社外のギアポジションインジケーターや多機能メーターを選ぶことで、取り付けも比較的簡単に済み、目的を達成できます。JB02のカスタムは選択肢が豊富なので、ぜひ自分に合ったメーターを見つけてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました