原付二種として人気のホンダDio110。新車価格の安さや維持費の低さから街乗りユーザーに支持されていますが、買い替えや乗り換えを検討するとき、気になるのが「下取り価格」。今回は2023年式・走行13,000km・マットブラックのDio110ベーシックを例に、下取りの相場や高く売るためのポイントを解説します。
Dio110ベーシック(2023年モデル)の基本スペック
Dio110は、空冷単気筒エンジンを搭載した通勤・通学に特化したスクーターです。2023年モデルでは最新の環境性能を備え、燃費はリッター55km以上(WMTCモード)を記録。新車価格はおおよそ23万円前後(税込)です。
ベーシックモデルと通常モデルの違いは、スマートキーの有無や一部の装備にとどまり、リセール価格にはそれほど大きな影響を与えません。
下取り相場の目安:13,000km走行・1年落ちモデルの場合
2023年モデルで走行距離13,000km、メンテナンス良好(オイル交換2000kmごと)という条件であれば、下取り価格の目安は以下のようになります。
買取業者 | 下取り価格の目安 |
---|---|
ディーラー下取り | 6~8万円 |
バイク専門買取店 | 7~10万円 |
個人売買(メルカリ等) | 9~12万円 |
見た目がきれいで立ちごけ歴もなし、メンテナンスも定期的であれば、査定額がプラス評価されやすくなります。
高く売るためのコツ
1. 査定前に洗車&簡易整備
見た目の印象は査定に影響します。外装の汚れを落とし、できればチェーンやタイヤの清掃も行いましょう。
2. 複数の買取業者に見積もりを取る
ディーラー1社だけで決めず、バイク王・バイクランド・アップガレージなど複数社に相見積もりを依頼すると、数万円以上価格差が出ることもあります。
3. 乗り換えキャンペーンを活用
バイクを購入予定の店で「乗り換えサポート」や「下取り強化キャンペーン」をしている場合、通常より高い下取り額が提示されることもあります。
13,000kmは多い?少ない?走行距離の目安
原付二種の年間平均走行距離は5,000~7,000km程度とされており、13,000kmはやや多めですが、1年であれば許容範囲です。丁寧に扱われていたことが分かる整備記録やメンテナンスの履歴があればプラス要素になります。
特に「転倒歴なし」「屋根付き保管」などは、高査定の要因として評価されます。
まとめ:Dio110ベーシックの下取りは8〜10万円が現実的ライン
2023年モデル・13,000km走行のDio110であれば、ディーラーでの下取りよりも、バイク専門買取店の方が高値が期待できます。しっかりメンテナンスされた車体であれば、10万円前後も狙えるでしょう。
乗り換え時には「下取りに出す」のではなく「まず買取査定を受けてから購入交渉を始める」ことが、結果としてお得な買い替えにつながります。
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