18歳を迎えた高校生にとって、小型二輪免許の取得は自立への第一歩。バイト収入でローンを組みながら通学の合間に免許取得を目指す人も増えています。この記事では、高校生が小型二輪免許を取る際に知っておくべきローンの仕組みや取得期間について詳しく解説します。
18歳から自分名義でローンは組めるのか？
民法の改正により、18歳から親の同意なしに契約が可能となりました。これは免許ローンにも適用されます。ただし、審査の通過には安定した収入や信用情報の確認が求められます。
例えば、アルバイトで年間収入が100万円程度ある場合、月8〜9万円の収入があると判断され、教習所のローン（10〜15万円程度）であれば通るケースも多いです。ただし、信用情報に傷があったり、他社ローンがあると通過率は下がります。
ローンの申し込み方法と注意点
教習所により提携しているローン会社が異なりますが、一般的には以下のような流れです。
- 教習所窓口でローン申請用紙に記入
- 本人確認書類と収入証明（給与明細や通帳コピー）を提出
- 電話またはWEBで審査結果が通知
※高校生の場合、未成年であっても申込時に「職業：アルバイト」などと明記されていれば通過実績があります。
高校に通いながら小型二輪免許を取るスケジュール感
小型二輪（AT限定またはMT）の教習時間は以下の通りです。
- 学科：26時限（※すでに普通免許取得済みなら免除）
- 技能：AT8時限／MT10時限
高校の授業後に通うケースでは、週2回の通学ペースであれば最短1ヶ月半〜2ヶ月程度で卒業が可能です。
土日祝に集中して通える場合は3週間程度での取得も十分可能です。
教習所選びのポイント
高校生が通いやすい教習所を選ぶ際は、以下の点をチェックしましょう。
- 夜間の教習時間帯があるか（19時以降）
- 学校帰りに寄りやすい立地
- 学割・若年割引があるか
また、オンライン学科に対応している教習所では、スキマ時間で学科を進められます。
バイト収入がある高校生が実際に取得したケース
【例1】17歳高校3年男子：コンビニで週4バイト、年収約90万円。地元教習所でAT小型二輪を約12万円で取得。分割ローン申請は通過、約6ヶ月で完済。
【例2】18歳高校卒業間近女子：カフェバイトで月収約6.5万円。親の同意なしでローン契約し、春休みに10日間で取得。
まとめ：計画的に進めれば、高校生でも免許取得は可能
18歳を迎えた高校生であれば、条件次第で小型二輪の免許ローンが利用できます。収入が安定しており、信用情報に問題がなければ通過の可能性も高いです。
通学との両立も可能ですが、早めの計画と時間調整が成功のカギになります。教習所選びにもこだわり、自分に合ったスタイルで免許取得を目指しましょう。
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