バイクのシートの張り替えは、初めての挑戦でもやりがいがあります。特にマジェスティSなど、シートの縫い目から裂けてしまうことがあります。ここでは、シートの張り替えに必要な道具やコツ、そしてエアタッカーを使わない場合のおすすめのタッカーをご紹介します。
シート張り替えに必要な道具
シート張り替えに使う道具として、最も重要なのはタッカーです。エアタッカーを使用できない場合、手動で使えるタッカーを選ぶ必要があります。おすすめは「ハンディタッカー」や「マニュアルタッカー」です。これらは簡単に扱える上、シートの素材にも十分対応できるものが多いです。
具体的な商品名としては、「アネックス ハンディタッカー」や「カシムラ タッカー」などがあります。これらは手動でしっかりと打ち込むことができ、シートをしっかり固定できます。タッカーのサイズも重要で、細めの針を使うことで、シート表面を傷つけずに作業できます。
シート張り替えのコツと裏技
シートの張り替え作業では、いくつかのコツを覚えておくとスムーズに作業が進みます。まず、シートの表皮を取り外す前に、シートの形に合わせて新しい表皮をカットしておくことが重要です。これにより、後から余計な調整をしなくても済みます。
次に、タッカーを使用する際には、まず端から少しずつタッカーを打っていくと良いでしょう。一度に多くの釘を打ちすぎると、シートが歪んでしまうことがありますので、慎重に打ち進めていきましょう。また、張りすぎず、少し余裕を持たせることで、シートがピンと張りすぎず、適度な柔らかさを保つことができます。
シート張り替え後の仕上げ
シートを張り終わった後は、端をきれいに処理することが大切です。余分な表皮を切り取る前に、シート全体がしっかりと固定されているか確認しましょう。特にシートの端部分が緩んでいないかを確認することが重要です。
もしシートに余った部分があれば、しっかりと内側に押し込んでからタッカーで固定すると、より仕上がりがきれいになります。また、全体をきれいに整えた後、シートの表面を確認し、必要であれば軽くアイロンなどで形を整えると、よりプロフェッショナルな仕上がりになります。
まとめ:シート張り替えはやりがいのある作業
バイクのシート張り替えは、初めてでもしっかりと準備し、コツをつかめば思った以上に簡単にできる作業です。タッカー選びやコツを押さえることで、より美しく丈夫なシートに仕上げることができます。自分でやることで愛着も湧き、完成後の達成感を味わえますので、ぜひ挑戦してみてください。
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