軽自動車にもある？ルーミーみたいに“運転席と助手席の間”に荷物が置ける車はある？現状と今後の展望

トヨタ・ルーミーのように、運転席と助手席の間にセパレートシート空間があり荷物を置ける軽自動車があるのかどうか気になる方へ。本記事では、現行の軽自動車の内装構造と今後のモデル展開を整理しながら、質問への答えになる内容を分かりやすくご紹介します。

セパレートシートとは何か

セパレートシートとは、運転席と助手席がはっきり分かれ、その間にスペースがあるタイプの前席構造です。

一般的に普通車では主流ですが、軽自動車ではベンチシートが多く、間に荷物を置くスペースが確保されるケースは少数派です:contentReference[oaicite:0]{index=0}。

複数の軽車種を確認しましたが、現行軽自動車では運転席と助手席の間に実用的な大型収納スペースを備えたセパレートシートモデルは存在しません。

例えば、ホンダN‑ONEは“セパレート風”に見えるものの、丈夫なセンターコンソール付きで荷物を置けるわけではなく、収納と座席空間は分離されていません:contentReference[oaicite:1]{index=1}。

軽自動車の室内寸法には法的制限があり、車幅そのものが小さいため、セパレートシート構造によって得られる“真ん中スペース”を確保しづらい背景があります。

そのため、同等機能を補うためにセンターコンソール型の収納が付くケースが多くなっています。

現時点で、自動車メーカーから軽でルーミーのような完全セパレート構造をもつ新車計画の発表はされていません。

電動化や新世代プラットフォーム導入で“室内空間の自由度”は高まっていますが、軽の法規制を超える構造変更は難しく、すぐに登場する可能性は低いと考えられます。

どうしても間に荷物を置きたい場合は、汎用センターコンソールボックスや隙間収納ポケットを活用することでルーミーのような利便性を後付け可能です:contentReference[oaicite:2]{index=2}。

アマゾンや楽天、市販のコンソール収納を活用すれば、軽でも“ほぼ実現”できます。

現在、日本で販売されている軽自動車には、ルーミーのような「運転席と助手席の間に荷物が置けるセパレート構造」はありません。

もしセパレートの利便性が欲しいなら、軽自動車ではなくルーミーやタントなどのコンパクト／軽RVのほうが確実な選択となります。